薬の影響で意識が朦朧
主演映画『ザ・リズム・セクション(原題)』のプロモーションの一環として、自身のインスタグラムの投稿を同作の予告編動画だけ残して一掃したことで話題になった俳優のブレイク・ライブリーが、撮影中に追った右手の負傷のため病床に伏していた時の秘蔵動画を公開した。
薬の影響でハイに…と言っても、違法ドラッグなどでハイになっている様子の映像では決してないのでご安心を。
ブレイクがインスタグラムストーリーでお披露目したのは、2017年の12月5日に撮影されたという、病院のベッドに横たわり、鎮痛剤もしくは、手術に使用した麻酔薬の影響で、意識が朦朧とした様子の彼女の姿。
Blake Lively via Instagram stories. ✨ pic.twitter.com/9bRz4zQKYR
— Blake Lively Updates (@blakelivelyf) November 25, 2019
この映像を撮影した、彼女の夫で映画『デッドプール』の俳優のライアン・レイノルズが“ベッドサイドDJ”となって選曲したラッパーのトーン・ロック(Tone Loc)のヒット曲「ワイルド・シング」(1989年)の騒がしい音に反応して、ぼんやりと目を開けたブレイクが、カメラに向かって、薄笑いを浮かべながら力なくウィンクをするという、かなり無防備な姿を映した動画となっている。
映画『ザ・リズム・セクション』の公式アカウントがタグ付けされた動画に、「『この映画のためなら右手を捧げてもいい!』と豪語した4週間後の出来事(『脚を折れ』って言われなくて良かった)」とコメントを添えたブレイクは、さらに、ライアンの選曲センスやハイだった自分の姿を見た感想について、「私の夫は、『ワイルド・シング』が私にとっての着付け薬(※)になると思ったみたいね。ホント、私のことをよく解ってくれてるわ。あと、この時ほどハイだったことは無かった…まあ、私はこの時の記憶がまったく無いんだけどね」とユーモアたっぷりに続けて、フォロワーたちの笑いを誘った。
※気を失いそうな人、失神した人、スポーツ選手が倒れそうな時や気合いを入れる時に嗅がせる化合物のこと。スメリングソルト、嗅ぎ塩とも呼ばれる。
『ザ・リズム・セクション』の撮影は、主演のブレイクがアクションシーンの撮影中に怪我をしたため2017年12月頭に 一時休止。その後、2018年の年明けに一度は撮影を再開したものの、ブレイクが2度目の手術を受ける必要があると診断され、1月末に再び休止に追い込まれた。
そんな壮絶な舞台裏での体験を“ハイ動画”を通じて面白おかしく暴露したブレイク。彼女が全身全霊をかけたスパイスリラー映画『ザ・リズム・セクション』は、2020年1月31日に全米公開。日本での公開は現在は未定。
(フロントロウ編集部)