2年ぶりの大舞台を前にパニックに
11月24日に米ロサンゼルスで開催されたアメリカン・ミュージック・アワード(以下AMA)で、じつに2年ぶりとなる生パフォーマンスを披露したシンガーのセレーナ・ゴメス。
この日、10年間にわたってくっついたり離れたりを繰り返した元恋人でシンガーのジャスティン・ビーバーとの決別を歌ったと言われる2曲の新曲「ルーズ・ユー・トゥ・ラブ・ミー(Lose You To Love Me)」と「ルック・アット・ハー・ナウ(Look At Her Now)」を披露したセレーナは、音響関連のトラブルに見舞われながらも、中盤には吹っ切れたような笑顔を見せ、立派にAMAのオープニングアクトという大役を務めた。
途中声を震わせたり、音程が安定しない箇所はあったものの、堂々としたステージを見せたセレーナだったが、じつは、パフォーマンスの直前に緊張と不安からパニック発作を起こしてしまったという。
この情報について、関係者は「セレーナは確かにパフォーマンスの前にパニック発作を起こしました。でも、何としてでもステージに出ると決断したんです」、「リハーサルを終えた時点では、ステージに立つことをとても楽しみにしていましたが、直前になり、緊張に飲み込まれてしまいました。彼女にとっては久々の大舞台でしたからね」と米Us
Weeklyに証言している。
親友テイラーが懸命にサポート
そんな、不安に駆られるセレーナに救いの手を差し伸べたのは、彼女の13年来の親友でシンガーのテイラー・スウィフトだったという。
ここ数年の間にセレーナが経験した健康面やプライベートでの不安定な状況をよく知り、カムバックを果たそうと頑張ってきた彼女をずっと見守り続けてきたテイラーは、とにかくセレーナが心穏やかに舞台に立てるよう尽力したそう。
前出の関係者は、「テイラーはセレーナの気持ちを理解していました。彼女はパフォーマンス前も、そしてパフォーマンス中もセレーナを全力でサポートしていましたよ。テイラーはセレーナのことをとても誇りに思っています。セレーナが不安や緊張を引きずらずに、アワードでの残りの時間を楽しめるよう努めていました」と、テイラーのセレーナへのフォローについて明かした。
セレーナのパフォーマンス中には、確かに、客席にいたテイラーが、仲のいいアーティストであるシンガーのホールジーと肩を並べて立ち上がり、セレーナに熱い声援を送る姿が確認された。
一方で、この日、アーティスト・オブ・ザ・ディケイド賞を受賞したテイラーが、その記念として、過去の楽曲を含むメドレーを披露するためにステージに立った際には、今度は、セレーナがテイラーに客席から熱い視線を送り、それに応えるかのように、テイラーがセレーナを指差しながら熱唱するという、まるで2人だけの世界に浸っているかのような光景も見かけられた。
| Audience view of Taylor singing “Love Story” to Selena Gomez during her #AMAs performance! [@GomezvFetish] pic.twitter.com/vFJ7wxggMC
— Taylor Swift Updates (Backup) (@TSUpdatesNYBU2) November 25, 2019
(フロントロウ編集部)