ブラッド・ピット、ブラッドリー・クーパーに感謝
第77回ゴールデン・グローブ賞で助演男優賞を受賞した『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のブラッド・ピットが、米The National Board of Reviewでも助演男優賞に輝いた。
1月8日の授賞式でプレゼンターを務めた俳優のブラッドリー・クーパーによって壇上に呼ばれたブラッドは、ブラッドリーの頬にキスをして笑顔でハグ。
スピーチの初めにブラッドは、ブラッドリーの2歳9ヵ月の娘レアちゃんの存在にふれ、「ブラッドリーは彼の娘を寝かしつけてから、これ(プレゼンター)をするために駆けつけてくれたんだ」と語り、さらにこう続けた。
「僕は、この人のおかげでお酒を断てたんだ。それから毎日はすごく幸せなんだよ。愛してる、ありがとう」
禁酒会に通っていた過去を持つブラッド・ピット
ブラッドは、2016年に前妻のアンジェリーナ・ジョリーと離婚。本人は原因のひとつとして自身の飲酒習慣があったことを認めており、過去には1年半にわたって禁酒会に参加していたことを明かしている。
これまでに共演経験のないブラッドとブラッドリーだけれど、2人とも、俳優としてだけでなく監督やプロデューサーとしても活躍。ブラッドはアンジェリーナと、ブラッドリーはモデルのイリーナ・シェイクと破局して現在はシングル生活を満喫しており、2019年の夏には、一緒に有名オーケストラであるロサンゼルス・フィルハーモニックのコンサートを訪れるところが目撃されていた。
ここ最近で自分の乗り越えた困難や内面の変化について、たびたび率直に話しているブラッド。そのなかで、男らしさを持たずにオープンでいるほうが良い人間関係が築けるという考えも明かしていた。過去の飲酒癖という自分の弱さを認める強さの影には、友人の支えがあったよう。(フロントロウ編集部)