2020年1月17日に公開したタイカ・ワイティティ監督の映画『ジョジョ・ラビット』のメインキャストとしてキュートな姿を見せてくれる2人の子役、ローマン・グリフィン・デイビスとアーチー・イェーツのプロフィールをご紹介。(フロントロウ編集部)

キュートな子役が気になる『ジョジョ・ラビット』

 映画『ジョジョ・ラビット』はマーベル映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』などを手掛けたタイカ・ワイティティ監督による最新作。日本では2020年1月17日から公開が始まった。

 本作は、第二次世界大戦中のドイツを舞台に、主人公のジョジョが空想上の友達“アドルフ・ヒトラー”と共に奮闘する壮大なヒューマン・エンターテイメント。

 当時ドイツに実在した青年団体“ヒトラーユーゲント”に所属している10歳の少年の目から、ナチス支配下にあった田舎町の人間模様が描かれている。

画像: ©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation &TSG Entertainment Finance LLC

©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation &TSG Entertainment Finance LLC

 さらに、ワイティティ監督自らヒトラー役を務め、戦争に対する風刺が辛口のユーモアで表現されているところから評価を集め、2020年アカデミー賞作品賞にもノミネート。

 そんな『ジョジョ・ラビット』でメインキャストを務めるローマン・グリフィン・デイビスとアーチー・イェーツが、いま注目を集めている。

 キュートすぎる姿がたまらない2人のプロフィールや、今後の出演予定をご紹介。

ジョジョ役:ローマン・グリフィン・デイビス

 ローマン・グリフィン・デイビスは、イギリス出身の俳優。『ジョジョ・ラビット』では10歳の少年のジョジョ役だけれど、本人は現在12歳。

画像1: ジョジョ役:ローマン・グリフィン・デイビス

 ローマンには双子の弟、ギルビーとハーディーがいて、3人ともとってもそっくり。

画像2: ジョジョ役:ローマン・グリフィン・デイビス

 両親は、撮影監督のベン・デイビスと脚本家や監督として活動するカミーユ・グリフィンで、祖父も撮影監督をしていた芸能一家の家系。

 わずか9歳でオーディションをしていたそうだけれど、なかなか役はもらえず、映画に出演したのはなんと『ジョジョ・ラビット』が初めて。

 ローマンは『ジョジョ・ラビット』が注目されたことで、さまざまな映画祭に参加。ゴールデン・グローブ賞ではタロン・エガートン主演映画『キングスマン』のようなオレンジのスーツを着て登場し、観客をメロメロにさせた。

画像3: ジョジョ役:ローマン・グリフィン・デイビス

 さらに、SAG(全米映画俳優組合賞)ではオレンジ色のマニキュアを塗って登場。ローマンのファッションセンスには、今後も大注目!

画像4: ジョジョ役:ローマン・グリフィン・デイビス

 そんなローマンの今後の出演作は、母のカミーユが監督を務める『サイレント・ナイト(Silent Night)』というクリスマス映画。共演者には、キーラ・ナイトレイやマシュー・グッドなどが名を連ねており、2020年に公開が予定されている。

ヨーキー役:アーチー・イェーツ

 ジョジョのたった1人の現実の友達、ヨーキーを演じたアーチー・イェーツは、イギリス出身で2009年生まれ、現在11歳の俳優。

画像1: ヨーキー役:アーチー・イェーツ

 アーチーもローマンと同様、『ジョジョ・ラビット』が初めての出演作。

画像2: ヨーキー役:アーチー・イェーツ

 天真爛漫なアーチーは、米Hollywood Reporterのインタビューによると、嫌いな授業は科学。撮影当時は俳優になろうなんて考えたこともなかったという。

 けれども、映画が終わった後は「一度は悪役をやってみたいな」と思ったと、ほほえましいコメントをした。

 そんなアーチーはなんと、Disney+で配信予定のリブート版『ホーム・アローン』の主役に抜擢され、現在企画が進行中。

画像3: ヨーキー役:アーチー・イェーツ

 今後俳優を続けるかはわからないと言うわりに、大手配給会社に注目されていて、俳優としての期待度は高い。

 映画『ジョジョ・ラビット』は2020年1月17日から日本全国公開中。(フロントロウ編集部)

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