大物ラッパーのジェイ・Zが、NFLのチャンピオンシップであるスーパーボウルのハーフタイムに行なわれるパフォーマンスを辞退した理由を明かした。(フロントロウ編集部)

ジェイが出演を断った理由

 大物アーティストのジェイ・Zが、数年前にNFLチャンピオンシップのスーパーボウルのハーフタイムショーの出演オファーを、ある理由で断ったことを米NY Timesのインタビューで話した。

画像1: ジェイが出演を断った理由

 毎年、大物アーティストが出演するハーフタイムショーだけれど、ジェイは自身が運営するロック・ネイションとスーパーボウルを主催するNFLがパートナーシップを組む前に、ハーフタイムショーへの出演に声がかかっていたという。

 ジェイは、主催者側からハーフタイムショーに出演するにあたり、2009年にリリースした楽曲「ラン・ディス・タウン」を再現したいとの要求があり、同曲でコラボしたリアーナとカニエ・ウェストも呼んでほしいと頼まれたそう。

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 いわばジェイは、リアーナとカニエの出演を条件に出演の声がかかったことになり、アーティストを軽視するような提案に、「もちろん(2人を)呼べるけど、君は僕にオファーしたんだ。誰を連れてくるかでハーフタイムをやるか決めるのはおかしい。だから、今の話は忘れてくれ。間違っている」とし、出演を断ったという。

 こうした主催者側の考えを内側から正すべく、ジェイは現在、ロック・ネイションのトップとして、スーパーボウルのハーフタイムショーに携わり、NFLの改革を後押している。

 2020年のスーパーボウルにはジェイと妻のビヨンセ、娘のブルー・アイヴィーちゃんが足を運んでおり、国歌斉唱の時には人種差別への抗議運動#TakeAKneeの一環であえて起立しなかった

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 ちなみにジェイの妻ビヨンセは、2013年と2016年にスーパーボウルのハーフタイムショーへの出演歴があり、国歌斉唱も担当したことがある。(フロントロウ編集部)

 

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