2019年にヘイトクライムを自作自演し、虚偽の報告を警察にした容疑で逮捕されるも不起訴になった俳優のジャシー・スモレットが、再び起訴され裁判所に出廷。そこでも全面的に無罪を主張した。(フロントロウ編集部)

再び起訴されるも無罪を訴える

 2019年1月、ドラマ『Empire 成功の代償』でジャマル・ライオンを演じるジャシー・スモレットが、アメリカのシカゴで2人組の男に襲われる暴行事件が発生。黒人の同性愛者であるジャシーは、犯人たちに人種や性的指向を差別する暴言を浴びさせられたと証言し、警察はヘイトクライムの可能性もあるとして捜査を進めた。

 しかし、のちに犯人がジャシーの知人の黒人男性だったことが発覚し、ジャシーが事件を自作自演をした疑惑が浮上。捜査の末、ジャシーは警察に虚偽の報告をした疑いで逮捕されるも、容疑を否定し続け、2019年3月末にシカゴ検察は彼にかけられていた16件の罪状を全て不起訴とした。

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 それから約1年後の今年1月に、「(罪を立証するのに)十分な証拠が得られた」とする特別検察官によって再び起訴されたジャシーが、米現地時間2月24日に行なわれた初公判に出廷。

 2019年1月に起きたヘイトクライム自作自演騒動に関連して、新たに6つの容疑で起訴されたジャシーは、今回も自身にかけられた容疑について一貫して無罪を主張しており、判決は3月18日に行なわれる第2回公判以降に下されることになる。有罪となれば、社会奉仕活動命令に加えて、1年以上3年以下の懲役と約250万円の罰金に処される可能性がある。(フロントロウ編集部)

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