名作映画『シャイニング』の続編『ドクター・スリープ』
大ヒット映画『IT/イット』シリーズのスティーブン・キング原作、映画界の巨匠、スタンリー・キューブリックが生み出したホラー映画『シャイニング』の40年後を描き出す最恐バトルエンターテイメント『ドクター・スリープ』。映画『シャイニング』のオマージュや、『シャイニング』でダニーを演じたダニー・ロイドがカメオ出演しているなど、前作のファンにも嬉しい要素がちりばめられていることも注目の作品。
『ドクター・スリープ』は現在デジタル先行配信中。そして2020年4月8日、ついにブルーレイ・DVDがリリースとなった。それを記念して、映像特典より原作者のスティーブン・キングとマイク・フラナガン監督、主演ユアン・マクレガーによるインタビューが一部解禁となった。
監督、原作、主演の特別インタビュー
この度公開されたのは、特典映像に収録されている「シャイニングからドクター・スリープへ」からの映像の一部。監督、脚本、編集を手掛けるマイク・フラナガンと、原作のスティーブン・キング、そして主人公であるダン・トランスを演じたユアン・マクレガーのインタビュー。
マイクは子供の頃からスティーヴンのファンで、映画『シャイニング』に影響を受けている一人でもある。「『シャイニング』の世界に戻りダニーに会えること、自分が監督できることが光栄だった」という彼がメガホンをとった本作は、キング自身やキューブリックの遺族らが太鼓判を押すほどで、原作と映画の違いもうまく調和させながら続編となる世界を作りあげている。
彼は本作について「この映画はホラー映画の金字塔の続編であり、多くの影響を与えた象徴的な人物が出てくる。それはダン・トランスだ。彼は暗く恐ろしい世界で、まだ“シャイニング(特殊な力)”について悩んでいる。彼の旅の続きを描くんだ」と話す。「ホラー的な要素はキャラクターと同じ力を持つ。僕はそう信じている。それはスティーブン・キングの本を長年読んで学んだことなんだ」
原作者であり、ダニーの生みの親であるスティーヴンは登場人物を描く際に「アタマの中にアイデアはあっても、登場人物の顔は見えない。本の中では身体的な描写をあまり書かない」と明かす。その理由は「彼の目で世界を見ているから」だ。ダニー役のユアン・マクレガーは「ダニーは5歳で父を亡くし、父親のトラウマを抱えている。恐ろしい体験をした少年は、“シャイニング(特殊な力)”とどう向き合うかを考えた」と演じるにあたっての思いを語っているが、そんなユアンについて、キングは「映画を見ているとユアン・マクレガーが演じているダニーだとは思わなくなる。ダニー自身だと思うんだ。僕が描いた通りの人物だ」と、満足そうな表情で答えている。
<商品情報>
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(フロントロウ編集部)