アリアナ・グランデ、新タトゥーの全貌がお披露目
シンガーのアリアナ・グランデの体には、小さなものから大きなものまで、現時点で50個以上のタトゥーが彫られている。
そして、そのなかには、親日家の彼女らしく、ゲーム『ポケット・モンスター』のお気に入りキャラである「イーブイ」や愛してやまないジブリ映画『千と千尋の神隠し』の千尋、ひらがなで「うたいましょう」と書かれた文字、そして、“彫りまつがい”で物議を醸した「七輪指(7つの指輪/7Ring)」という漢字タトゥーといった日本にまつわるタトゥーも含まれている。
そんなアリアナが1月末に行なわれたグラミー賞のレッドカーペットでチラ見せしたのが、右腕に入った「蝶」のモチーフのタトゥー。
その半分以上がドレスに合わせたシルバーグレーのロンググローブに隠れていたが、直径5~7センチほどの蝶のタトゥーが追加されているのが目撃され、当時、ファンたちの間で一体全貌はどうなっているのだろうと話題になった。
そんな蝶のタトゥーの全貌が、インスタグラムへの新たな投稿により明らかに。
ジャスティン・ビーバーとの待望のコラボ曲「スタック・ウィズ・ユー(Stuck with U)」のリリースを4日後に控えたアリアナが「あと4日」というコメントとともに公開した写真では、アリアナの右腕の肩と二の腕に2匹の蝶のタトゥーが刻まれているのが確認できる。
いつ頃完成した?
今回公開された写真とグラミー賞での写真を比較すると気づくのが、グラミー賞ではアウトライン(外枠の線)だけのシンプルなデザインだったにもかかわらず、完成形はインクの濃淡を使ってディティールの細部まで描かれた深みのあるデザインに仕上がっているということ。
凝ったデザインのタトゥーを入れる場合、通常、まず、日本語では「すじ彫り」と呼ばれるアウトラインを描いてから、シェーディング(ぼかし)やカラーリング(色づけ)をして、段階的にデザインを完成させていく。
1日ですべての手順を終えることも多いが、スケジュールや体調、痛み、費用にまつわる事情などにより、アウトラインとシェーディングを別の日に分けて彫るケースもあり、アリアナの場合は、どうやら、二の腕部分の蝶のアウトラインだけを彫った状態でグラミー賞に参加し、その後、時間が経ってからシェーディングを入れて完成させたよう。
インスタグラムの投稿を遡ってみると、4月の頭に投稿された下の写真では、すでに仕上がった蝶のタトゥーの一部が写っているのが分かる。
さらに、アリアナは3月上旬に「タトゥーを入れたわ~」という自作の歌をうたいながら方に入った2匹目の蝶のタトゥーをチラ見せする動画をインスタグラムストーリーで公開していた。
ちなみに、このタトゥーは、アリアナの親友のコートニー・チポローネとおそろい。意味については明かされていないが、2人の友情の証であることは間違いないよう。
(フロントロウ編集部)