ジャスティン・ビーバーとカニエ・ウェストが再会
シンガーのジャスティン・ビーバーが、約3週間前に2020年のアメリカ大統領選挙への出馬を表明して以来、選挙演説で「娘の堕胎を考えた」と暴露したり、妻でリアリティスターのキム・カーダシアンとの離婚を考えているとツイッターに投稿したり、問題発言を連発しているラッパーのカニエ・ウェストのもとを個人的に訪ねていたことがわかった。
新型コロナウイルスの影響で予定していたツアーの日程が延期になったため、現在、つかの間のオフを利用して妻でモデルのヘイリー・ビーバーと一緒にロードトリップをしているジャスティンは、カニエがワイオミング州に所有する牧場つきの豪邸へ行き、そこでカニエと対面。
移動用の大型バスから降りて、カニエとハグをするジャスティンとヘイリー。
具体的に2人のあいだでどのような会話が交わされたのかはわからないが、米Peopleに関係者が語った話によると、ジャスティンは精神的にまいっている様子のカニエの「支えになりたい」という一心で、カニエ宅に立ち寄ることを決断したそう。
DD & JB discussing the new spray foam wall prototypes on the YZY campus pic.twitter.com/NmR0ZGjm2I
— ye (@kanyewest) July 25, 2020
カニエは、ジャスティンと起業家で音楽プロデューサーのデイモン・ダッシュがなにやら真剣な様子で話し込む様子を背後から撮影した写真に、「DDとJBがYZYキャンパスに作る新しいスプレーフォームの壁の試作品について話し合っている」というコメントを付けて自身のツイッターに投稿。
カニエ同様、ジャスティンもメンタルヘルスの問題を抱える
2016年に重度のストレスのため精神病院に入院し、双極性障害(躁うつ病)であると診断されたことを公表しているカニエ。これまでに何度かメンタルが不安定になることがあり、そのたびに世間を騒がせてきたが、今回はカニエが何よりも大切にする家族を傷つけるような言動も目立っていることから、いまだかつてないほど深刻な状態とみられており、世間からもカニエのメンタル面を心配する声が多く上がっている。
一方のジャスティンも、若くして成功を収め、注目を一身に集める存在になったことが災いして心のバランスを崩してしまったり、昨年2月にはうつ病の治療を受けていると報じられたり、カニエと同じくメンタルヘルスの問題を抱えていることで知られる。
特別仲が良いというわけではないが、昨年、同時期に来日した際には、セレブに人気の観光スポット「デジタルアート ミュージアム:チームラボ ボーダレス」の館内で再開を果たすなど、表舞台とは離れたところでひそかに交流を続けてきた2人。
ジャスティンと会って話したおかげかどうかはわからないが、カニエはその翌日に自身のツイッターで妻のキムに対して「個人的な問題について公の場で話したことを妻のキムに謝罪したい。君が俺を守ってくれたように、俺は君を守ることができなかった。キム、君のことを傷つけてしまったことはわかってる。どうか許してくれ。どんな時も俺のそばにいてくれてありがとう」と、謝罪と感謝の言葉を口にしている。(フロントロウ編集部)