タロン・エジャトンが以前から囁かれる“あの噂”に言及
2019年公開の映画『ロケットマン』でエルトン・ジョンを演じ、ゴールデン・グローブ賞の主演男優賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞した俳優のタロン・エジャトンが、マーベルの人気キャラクター、ウルヴァリンを演じるのではないかというウワサについて英GQ Hypeのインタビューで語った。
ウルヴァリンといえば、俳優のヒュー・ジャックマンが2000年公開の映画『X-MEN』以来、約17年間にわたって演じてきたことで知られるが、2017年公開の映画『ローガン』をもってウルヴァリン役を卒業したヒューの後釜はまだ決まっていない。そんなウルヴァリン候補の筆頭と言われているのがタロン。
しかし、タロンは以前からこのウワサに否定的な姿勢を見せており、今回のインタビューでも「僕のことを適役だと言ってくれている人がいるみたいだけど、それはお世辞にすぎないよ。僕自身、マーベルは大好きだけど、それはあくまでファンとしてだ。巷で流れてるウワサにはなんの根拠もない」と、はっきりと否定はしなかったが肯定もしなかった。
過去にBosslogicが公開したタロン版ウルヴァリンをイメージしたイラスト。
ちなみに、タロンは昨年8月に来日した際にフロントロウが行なったインタビューでも、ウルヴァリンを演じる可能性について同じような回答をしていた。
「(ウルヴァリンのように)アイコニックなキャラクターに自分が適役だと言ってもらえるのは嬉しいよ。ファンの人たちはそのキャラクターを心の底から愛していて、そういう人たちから“演じて欲しい”と言ってもらえるのはありがたい。マーベルも、マーベルの映画も大好きだけど、(ウルヴァリン役については)どうかな。いつか何かに出演したいっていうのはあるけど。ウルヴァリンね…。うん。何かやりたいことはやりたい。もし僕に声がかかるようなことがあったら、喜んで引き受けるよ。けれど、僕よりもう少し年上の人が選ばれる気がするんだよね」
ちなみに、これはどの作品にも言えることだが、そのなかでもとくにマーベル作品は「秘密厳守」を徹底していることで知られる。同じくマーベル作品への出演をウワサされる俳優兼シンガーのヘイリー・スタインフェルドは、リモートインタビューでその話題になった途端、「なんかちょっと電波が悪くない?今、私の頭の中は音楽のことでいっぱいなの。今の私が集中すべきことは音楽。だから、今、こうして音楽の話をすることができて嬉しい」と、すぐさま音楽の話題に“軌道修正”して、マーベル作品出演の有無を問う質問を見事に交わしてみせた。(フロントロウ編集部)