今月刑期を満了したばかりのテカシ・シックスナイン
2018年に所持していた銃による発砲や恐喝、さらにギャング関連の麻薬取引や武装強盗に関与していた容疑で逮捕され、最近まで刑務所で服役していたテカシ・シックスナイン。当初は終身刑もしくは最短でも懲役25年の実刑判決を言い渡される可能性があると言われていたものの、その後、すべての容疑を認め、司法取引をして警察に協力する道を選び減刑となり、米現地時間8月2日をもって、晴れて刑期が満了となった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、4月2日に刑務所を出所して以降は自宅などで残りの服役期間を過ごしていたテカシは、服役中も精力的に音楽活動を行なっており、6月にリリースしたニッキー・ミナージュとの「Trollz（トロールズ）」で待望の全米1位を獲得したほか、釈放された直後には、久しぶりに街に繰り出して撮影したミュージックビデオと共に、新曲「Punani」をリリースした。
ガールフレンドのジェイドとデート
テカシは刑期満了後、すっかり充実した生活を送っているようで、先日、獄中生活を支えた恋人であるジェイドが、テカシとの子供を授かったことも明らかになった。
そんななか、テカシは今回、自身との子供を妊娠中のジェイドとニューヨークでデートしているところが目撃された。
とはいえ、2人きりで“カップル水いらず”のようなデートをすることはできないようで、この日はなんと、7人ものセキュリティーに守られながらのデート。ファンたちが殺到しないよう、セレブがプライベートでの外出にセキュリティを連れて出かけるのは決して珍しくはないけれど、7人という大所帯はかなり珍しい。
それもそのはず、テカシは先に述べた司法取引で仲間であったギャングの情報を検察に売った“チクり屋”と一部から批判されており、命を狙われているのではないかとまで言われている。とはいえ、テカシはそのことを自分でもネタにしていて、今年5月にリリースした楽曲「Gooba（グーバ）」では、「俺がギャングについてチクったって？どうやったか教えてみろよ」と煽ってみせている。
けれど、自分の身の安全はかなり心配しているようで、刑期満了後にリリースした「Punani」のMVも複数のセキュリティ同伴のもとで撮影していたように、プライベートでも十分すぎるほどのセキュリティを連れているよう。果たして、テカシが安心して出かけられる日は訪れるのだろうか。（フロントロウ編集部）
