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マイリー・サイラスが2019年8月に約8カ月間の結婚生活の末に離婚を発表した元夫リアム・ヘムズワースとの破局に改めて言及。その中で、「悪者にされた」と感じていたことを明かした。(フロントロウ編集部)

マイリー・サイラスが離婚を振り返る

 8月14日にリリースした新曲「ミッドナイト・スカイ」(Midnight Sky)」が好調なシンガーのマイリー・サイラスが、ポッドキャスト『Joe Rogan Experience(ジョー・ローガン・エクスペリエンス)』に出演。

 著名なカントリーシンガーであり、自身のブレイク作であるディズニー・チャンネル・ドラマ『シークレット・アイドルハンナ・モンタナ』で共演した父ビリー・レイ・サイラスとの絆や、2019年終盤に受けた声帯手術、父も祖母もアルコール依存症を抱えており、自分はそれを見て育ったため、気をつけるようにしている事など、幅広いトピックについて赤裸々に語ったマイリーは、元夫で俳優のリアム・ヘムズワースとの離婚についても振り返った。

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 マイリーとリアムはくっついたり離れたりを繰り返しながら、約10年間交際した後、2018年12月に自宅でささやかな結婚式を挙げて夫婦に。しかし、順調そうに見えていた2人の夫婦関係は、わずか8カ月ほどで破綻。マイリーは、米Peopleへを通じて離婚を発表し、その約1週間後にリアムがロサンゼルス裁判所に離婚を申請した。

 破局の原因に関して、当時、本人たちは直接コメントしなかったものの、双方の関係者からの証言が大きく食い違っていたことで、両者がバチバチと火花を散らしていると言われた。マイリー側の友人は、リアムの飲酒癖やドラッグの使用が2人の間に軋轢を生んだとコメントしたのに対し、リアム側の関係者は、マイリーの浮気が破局の原因となったと証言していた。

 マイリーは、リアムとの結婚生活にピリオドを打ったことを発表する直前、バケーション先のイタリアで、リアリティスターのケイトリン・カーターとキスなどをしてイチャつく姿が激写。世間では、パンセクシャル(全性愛者)であることを公表している彼女が、“夫がいる身で女性と関係を持った”と受け取られ、騒然となった。

画像: 交際中はデートに出かける姿が頻繁に目撃されていたマイリーとケイトリン。

交際中はデートに出かける姿が頻繁に目撃されていたマイリーとケイトリン。

 マイリーは、ケイトリンのロマンスがスタートしたのは、あくまでもリアムとの関係が破綻した後だと主張。ツイッターへの連投を通じて「自分の結婚が自分の浮気によって終わったということは絶対に認めない」と疑惑を否定した。


「悪者にされた」のは許せない

 過去には、パーティー三昧で派手な行動が目立っていた時期もあったマイリー。世間には、自由奔放な性格の彼女に対して未だに偏見を持っている人も少なくない。それに対して、離婚騒動に関しては、温厚で冷静そうなイメージがあるリアムの言い分を信じる人も多かった。

 リアムを裏切ってケイトリンと浮気したとレッテルを貼られることとなったマイリーは、当時、「悪者にされた」と感じており、世間から大きな注目を浴びながらリアムとの離婚問題と向き合わなければならなかったその時の状況について「マジで最悪だった」と『Joe Rogan Experience』で振り返った。

「本当に最悪だったのは、私と私が愛した人が、お互いに、もう以前と同じようには愛し合っていないんだって気づいたことじゃなかった。それについては、しょうがない。受け入れられるよ。でも、悪者にされたことは、許せなかった」

 そう語ったマイリーは、離婚発表の直後にケイトリンとのキス写真が世に出たことで、“浮気をした”、もしくは、“すぐに新しい相手に乗り換えた”というネガティブな印象を持たれてしまたことはフェアではないと、リアムと破局し、ケイトリンとの関係がスタートするまでにはある程度の時間差があったと強調した。

 「世間の人たちが(ケイトリンとのロマンスが始まるまでの間に)時間のギャップが無かったと思っていることに、本当に驚いてる。彼らは、何が理由でそうなったかっていう経緯は知らないのに。『ある日は、レッドカーペットで(リアムと)幸せそうにしてたのに、その翌日には友だちとイタリアでキスしてました』…なんて、そんな事じゃないから。勘弁して。あなたたちが見ていない時間だってたくさんあったんだよ」。

 メディアでの報道にはある程度の時差が生じることから、そのニュースが報じられた時には、すでに当事者たちにとっては過去の話になっている事もある。そこで生じる時間のギャップは、人々の誤解を招くこともあり得るため、マイリーは、自分の言葉で、いち早く真実を伝えることができる、ライブ配信やポッドキャストといったインタビューのスタイルを好むとも明かした。


今後のパートナーに求めるもの&シングル謳歌宣言

 マイリーとリアムの離婚は2020年1月に正式に成立。ケイトリンとは、交際わずか1カ月ほどで破局した。その後、10月には、シンガーのコーディー・シンプソンとの熱愛が報じられ、コーディーとは約10カ月間交際を経て2020年9月頃に破局した。

画像: 今後のパートナーに求めるもの&シングル謳歌宣言

 現在はシングルのマイリーは、『Joe Rogan Experience』で、「パートナーに求めるものは?」と聞かれると、「魂のつながり」と回答。その理由をこう説明している。

 「これまでの人生で出会った男性たちには、私は冷たいと言われた。冷たいビッチだってね。だって、私は何かが終わったらすぐ立ち去るタイプだから。私は、相手が男性であろうと女性であろうと、誰かに面倒を見てもらう必要なんてない。自分の面倒は自分でみられるから。お金だってあるし、自分でやっていくために必要なものは全部持ってる。その代わり、相手にも、自分の面倒はちゃんと自分で見て欲しい」。

 マイリーはしばらくはシングルを謳歌したいとも明かしており、「私は誰ともつき合わなくても全然大丈夫なのかも。これって、私にとってはすごく重要な時期だと思う。2015年から一度もシングルだったことは無いし…。誰かと数カ月間デートしたりっていうことはあったけど、長い間1人でいるっていうことは無かった。でも、今は、シングルで最強で、成熟していて、進化した、安定した女性でいたい気分」と語っている。

 そんな彼女の心情はサビで「私は走るために生まれた/私は誰のものでもない/あなたに愛される必要なんてない」と歌う、新曲「ミッドナイト・スカイ」でも、如実に表現されている。(フロントロウ編集部)

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