デミ・ロヴァートの婚約者のマックス・エーリックが、「#マックス・エーリックは終わった」でSNSのトレンド入り。過去に女性セレブたちに向けて発信していた愛のメッセージが問題視されるなか、デミもこれに反論。(フロントロウ編集部)

「#マックス・エーリックは終わった」がトレンド入り

 今年7月22日にシンガーのデミ・ロヴァートとの婚約を発表した俳優のマックス・エーリックの名前が、「#マックス・エーリックは終わったパーティー(#MaxEhrichIsOverParty)」としてSNSでトレンド入り。

画像: 「#マックス・エーリックは終わった」がトレンド入り

 このハッシュタグがトレンド入りすることになったのは、ユーザーたちが、マックスが過去に投稿したとされるSNSのポストのスクリーンショットを次々に投稿したから。ユーザーたちはマックスがアリアナ・グランデの投稿に「僕の妻」とコメントし、「いつかマイリー・サイラスが僕の心を傷つけてくれたらいいのにって、いつも思ってた」とツイートしているスクリーンショットを投稿して、彼が多くの女性セレブたちの投稿に愛のあるメッセージをコメントしていたと指摘している。

 また、ドラマ『アンダー・ザ・ドーム』や『LAW &ORDER:性犯罪特捜班』などに出演してきたマックスはセレーナ・ゴメスの大ファンだったことで知られており、過去には「僕はセレーナ・ゴメスと結婚します」とツイートしたことも話題になったのだけれど、今回過去に投稿していたとされるセレーナへの愛を綴った一連のツイートも問題視されることに。

 ある投稿では、「セレーナとデミはどちらも可愛いけど、デミのほうが綺麗だって言うなら、その人は間違っているよ!」とツイートしていたともされている。

デミ・ロヴァートが反論

 当然、デミは婚約者に向けられた批判に黙っていられなかったようで、一連の批判に猛反論。ユーザーたちがアップしているスクリーンショットは「フェイク」に過ぎないとして、インスタグラムのストーリーに次のように綴った。

 「フェイク画像を使って女性同士の対立を煽るなんてすごく悲しい。たとえ女性たちにわだかまりがあったとしても、それは彼女たちの問題であって、あなたたちは関係ない」とデミ。

 「それから、2020年においてもっと書くべき大切なことはないの? 私の名前を書くタブロイド紙には、ブリオナ・テイラーのことを書いてもらいたいし、彼女を殺害した人たちがまだ捕まっていないという事実を書いてほしい。書くならそういうことにして」と、2020年3月に就寝中に誤って警察に射殺された黒人女性であるブリオナ・テイラーの名前をあげ、女性同士の対立を煽るよりも目を向けるべきことがあるはずだと指摘した。

画像: デミ・ロヴァートが反論

 「まあでも、一度立ち止まって考えてみると、すごく失礼だけど、馬鹿馬鹿しいことだよね、分かる。私だって世の中で起きていることから目を背けたいけど、そういうわけにはいかないの」とデミ。「2020年は最悪だし、すごく恐ろしいものだから、セレブ同士の関係性を壊すのなんて(2020年に起きていることを直視するよりも)はるかに簡単なことだけど、私たちが(現実に)目を向けない限り恐ろしいままだし、一緒に解決に向けて取り組まないといけない」。

 「2020年に起きている現実を恐れて、今の時代の恐ろしさから目を背けるために加工した画像で気を紛らわそうとしている人たちのことは理解しているし、同情すらするけど、現実を理解するのに苦労している13歳の子供でもない限り、大人用のパンツを履いて、本当に大事なことについて書きなよ。お願いだからさ」と続けて語り、このような「加工された」画像を使ってまで誰かの対立を煽るのではなく、もっと大事なことを伝えることに時間を割いてほしいと呼びかけた。

 実際にユーザーたちがアップしたスクリーンショットのどこまでが加工されたものなかは定かではなく、マックスのアカウントは一連の騒動を受けて現在は削除されている。(フロントロウ編集部)

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