『ストレンジャー・シングス』の撮影が再開へ
2016年にシーズン1が配信され、現時点でシーズン3までが配信されているNetflixのオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。
シーズン3が放送された2019年には、同作が最も視聴されたNetflixドラマランキングで堂々の1位に輝くなど、高い人気を誇る本作は、2020年の初頭に新シーズンとなるシーズン4の撮影をスタートさせていたのだけれど、新型コロナウイルス感染防止のために撮影が中断。シリーズでダスティンを演じる俳優のゲイテン・マタラッツォは今年6月、「2週間の中断という話だったんだけど、僕らはもう3ヶ月も(撮影から)離れているんだ」と明かしていた。
シーズン4の撮影の再開が待ち望まれていた本作だけれど、米Deadlineによれば、米現地時間9月28日に撮影が再開される可能性が高いという。Netflixからの正式なコメントは発表されていないものの、同日に米ジョージア州で撮影を再開すると米Deadlineは報道。9月28日という日程については、不測の事態が起きた場合には延期される可能性も指摘されている。
撮影中断中はどうしていた?
この報道の通り順調に進めば、およそ半年ぶりに撮影が再開されるわけだけれど、中断期間中には、ゲイテンが家族が働くレストランで一緒に働いていたり、スティーブ役のジョー・キーリーが音楽に打ち込んでいたりなど、キャストたちは各々の自由時間を過ごしている。
一方、シリーズのクリエイターを務めるマットとロスのダファー兄弟は、中断したことでこれまで以上に脚本に取り組む時間を割くことができたとして、「初めて、我々はすべての脚本を仕上げた上で、全体像を基に調整することができています」と、撮影をしながら脚本を書き進めていくいつものやり方とは異なり、本格的に撮影が再開するより前に脚本を完成させることができたと米The Hollywood Reporterとのインタビューで告白。
同じインタビューの中で、「シーズン4は終わりじゃない」とも明言しており、「(このパンデミックのおかげで)先のことを考える時間ができ、このシリーズにとって何がベストなのかを考えることができました。頭をめぐらせてみたことで、この物語をあとどのくらい続けるべきかについての良いアイディアを思いつくことができました」と語った。
シーズン4については「何人かのゲストが出演」するともされており、『エージェント・オブ・シールド』のイーノック役でおなじみのジョエル・ストファーが新たに出演することが既に判明している。
また、こちらは実現するかは分からないけれど、本作で少女イレブンを演じている俳優のミリー・ボビー・ブラウンが先日、英Glamourのインタビューで来たるシーズン4について、新シーズンではフィン・ヴォルフハルト演じるマイク・ウィーラーとイレブンに「結婚してほしい」とダファー兄弟にお願いしていることを明かしているなど、楽しみな要素は盛りだくさん。無事、撮影が再開されることを祈るばかり。(フロントロウ編集部)