マーベルのMCU映画『ブラック・ウィドウ』、『エターナルズ(The Eternals)』、『シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(SHANG-CHI AND THE LEGEND OF THE TEN RINGS)』の公開が日本でも延期となることが正式に決定。新たな公開日が判明した。(フロントロウ編集部)

追記(2020年9月29日)
マーベルMCU3作品の日本公開日が決定。『ブラック・ウィドウ』は、全米での公開に先駆けて2021年4月29日(木・祝)に公開。『シャンチー・アンド・レジェンド・オブ・テンリングス』が全米での公開日と同じ2021年7月9日(金)に公開されるほか、『エターナルズ』も日本で一足早く10月29日(金)に公開される。これらの公開日は、今後変更される可能性もあるという。

新型コロナウイルスの影響を受けた『ブラック・ウィドウ』

(2020年9月25日)新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックは映画界にも大きな影響を及ぼしており、公開が予定されていた作品の公開が延期されたり、劇場での公開からストリーミングでの配信に切り替えられたり、制作中だった作品の撮影中断を余儀なくされたりしている。

 当初は2020年5月1日の日本公開が予定されていたマーベルのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画『ブラック・ウィドウ』も新型コロナウイルスの影響を受けた作品の一つで、2020年11月6日に公開が延期されていた。

画像: 新型コロナウイルスの影響を受けた『ブラック・ウィドウ』

MCU3作品の公開延期が一挙に発表

 およそ1ヶ月半後に待望の公開が控えていたなか、今回、米ウォルト・ディズニー・カンパニーが『ブラック・ウィドウ』の公開を再び延期することを発表した。

 ディズニーは新作映画『ムーラン』を劇場での公開からストリーミングでの配信に切り替え、9月4日よりDisney +(ディズニープラス)にて配信しているものの、『ブラック・ウィドウ』については劇場での公開を目指しているようで、新たな全米での公開日は2021年5月7日となる。現時点で日本での公開日は発表されていない。

 また、『ブラック・ウィドウ』の延期に伴って他のMCU2作品の公開も延期となることが発表された。アンジェリーナ・ジョリーがセナ役でついにMCU入りして話題となったMCU映画『エターナルズ(The Eternals)』の公開が、2021年2月12日から2021年11月5日に、MCU映画史上初となるアジア系ヒーローを描く映画『シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(SHANG-CHI AND THE LEGEND OF THE TEN RINGS)』の公開が、2021年5月7日から2021年7月9日に延期される。これにより、『エターナルズ』と『シャン・チー』の公開順が入れ替わることとなった。

 『ブラック・ウィドウ』については、スカーレット・ヨハンソン演じるナターシャ・ロマノフ/ブラックウィドウが、フローレンス・ピュー演じるエレンに「バトンを渡す」物語になっていることや、昨今の「#TimesUpや#MeTooのムーブメント」を反映した作品になっていることが明かされるなど、11月の公開に向けて新たな情報が続々と明らかになってきていたなかでの、延期の発表となった。公開がおよそ8ヶ月後に延期となったわけだけれど、首を長くして待っていよう。(フロントロウ編集部)

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