カミラ脱退後の裏事情を話す
アメリカ版のオーディション番組『Xファクター』にソロとして出場していたアリー・ブルック、ダイナ・ジェーン、ロウレン・ハウレギ、ノーマニ・コーディ、カミラ・カベロの5人がグループを組みフィフス・ハーモニーが誕生。
これまでフィフス・ハーモニーは、「Worth It(ワース・イット)」や「Work From Home(ワーク・フロム・ホーム)」、「That'sMy Girl(ザッツ・マイ・ガール)」などのヒット曲をリリース。しかし、波に乗っていた矢先にメンバーのカミラ・カベロがグループから電撃脱退することを発表。
メンバー同士の不仲説が浮上し、世間に大きな衝撃を与えた脱退劇だったけれど、その裏では「ある計画」が動いていたことをメンバーのアリー・ブルックが自伝書『Finding Your Harmony: Dream Big, Have Faith, and Achieve More ThanYou Can Imagine(原題)』の中で明かした。
世間がカミラの脱退で騒いでいた時、裏側でマネジメント側が考えていたことは、なんとメンバーの追加。アリーはその人物が誰なのかは明かさなかったものの「彼女は今トップシンガーになっていて、みんなに愛されている。私だって好き。私たちはそのシンガーを愛していて最高だと思っていたけれど、それは私たちのグループにとって正しいと感じなかった。彼女も同じく『ここに足を踏み入れるべきかどうかわからない』って感じだったから、たぶん(オファーは)受け入れてなかったと思う。そして彼女のキャリアはすでにすごいことになっているしね」と、かなり有名なシンガーを起用しようとしていたと語った。アリーがここまで言うとはかなり人気シンガーだったに違いない。
しかし、メンバーたちは新メンバーの加入について「私たち4人は、『ねえ。突然誰かを連れてくるのは奇妙だよねって』思って決めた。私たち4人には歴史があり、共にたくさんのことを経験してきた。私たちは自分たちの旅を知っているし、お互いを知っている。だからそのまま続けるべきだということに疑問はなかった」と反対だったようで、4人だけで次のチャプターへとを決めた経緯を明かした。
メンバーとの不仲がウワサされていたカミラとも、徐々に関係性が変わってきているようで、フィフス・ハーモニーのメンバーのソロ曲がカミラが制作したプレイリストにも入れられ、カミラがグラミー賞にノミネートされた際にはローレン・ハウレギがメディアを通してお祝いのメッセージを送ったりと、お互いの活動をサポートしている。
(フロントロウ編集部)