セレーナ・ゴメスがカマラ・ハリス副大統領候補と対談
シンガーや俳優、プロデューサーとして活躍する一方で、今年9月に自身肝いりのコスメブランド「Rare Beaty(レア・ビューティー)」を立ち上げ、実業家としての才能も開花させつつあるセレーナ・ゴメスが、4年に一度のアメリカ大統領選挙の投開票を目前に民主党のカマラ・ハリス副大統領候補と対談を行なった。
先日、自身のインスタグラムで事前投票に行ったことを明かしたセレーナは、じつは選挙初体験であったことを、後日、YouTubeで配信されている選挙特番『Voting Power Hour(原題)』で明かして話題を呼んだ。
この時、「今まで一度もその必要性を感じたことがなかった。本当にそう思ったことがなかったの。でも今は『自分が投じた一票に意味がある』と心から言える。『一体これのどこに意味があるんだ?』って思ってる人もいるかもしれないけど、ほんの些細なことでも違いを生むことができる」と、選挙に投票してみて初めて“一票の重さ”がわかるようになったと明かしていたセレーナは、ハリス氏との対談でも28歳になるまで選挙に投票したことがなかった理由について言及。
「正直に言うと、以前の私は選挙に関する知識がまったくといっていいほどなかったの。でも、この4年間のあいだにたくさんのことを経験した。今は私の一票がこれまで以上に重要だと感じてる。いち市民として、そして自分の国を心から大切にする者として、投票しないという選択肢はない」と、改めて率直な思いを語った。
ちなみに、今回の対談では、セレーナが力を入れるメンタルヘルスの啓蒙活動にハリス氏が賛同したり、ハリス氏の妹もセレーナと同じく全身性エリテマトーデスを患っていることから、ハリス氏が自分の妹やセレーナのように持病を抱える人たちのためにも、“保険制度を充実させたい”とアピールしたりする場面もあった。
ハリス氏との対談を終えたあと、セレーナは自身のインスタグラムで「今回の選挙はあまりにも色々なことがありすぎて、誰も傍観できない。私たち全員が声を上げ、投票をしなければならない」と、まだ投票を終えていない人たちに向けて強い口調で呼びかけた。(フロントロウ編集部)