ジェームズ・マカヴォイとアンジェリーナ・ジョリーが主演した映画『ウォンテッド』は激しいアクションシーンが魅力の作品。その撮影は非常に過酷で危険だったという。(フロントロウ編集部)

激しいアクションが魅力!映画『ウォンテッド』

 映画『ウォンテッド』は2008年に公開されたアクション映画。映画『X-MEN』シリーズや『IT/イットTHE END “それ”が見えたら、終わり。』などに出演しているジェームズ・マカヴォイと『トゥームレイダー』シリーズや『Mr.&Mrs.スミス』のアンジェリーナ・ジョリーが主演を務めた。

 本作は、平凡な人生にうんざりしている主人公のウェズリーが、突如現れた謎の暗殺者フォックスのもと、秘めた能力を開花させていくというストーリー。まるで漫画のようにスローモーションを駆使し、発射された弾丸の軌道を曲げるといったアクション描写が話題となり、多くのファンの心を掴んだ。

 そんな斬新かつアクション要素がたっぷりの本作は撮影もかなり過酷だったよう。

ジェームズ・マカヴォイ、アクションシーンの6割を担当

 ジェームズは映画『ウォンテッド』でウェズリー役を手に入れたことを喜んでいたというけれど、同時に、大きな犠牲も払ったという。

画像: ジェームズ・マカヴォイ、アクションシーンの6割を担当

 米ロイターのインタビューでは、「非常にフィジカルな映画だったから、体調を整えてジムに通わなければならなかったんだけど、これは本当に楽しくないよね」と語っている。ジェームズは役作りのために確かにトレーニングをしたけれど、かなりの肉体的負担に耐えなければならなかったそう。同インタビューで彼は「次の映画がアクションじゃないことを願うよ」とも言っていた。

 撮影中、ジェームズは自分のスタントの約60%を自分で行なったと言われている。その間、彼は足首をひねったり、膝を痛めたり、いくつかの打撲傷を負い、耳の感染症まで発症したそう。

 映画『ウォンテッド』は、その映像のすごさに負けず劣らず、過酷すぎる撮影の元もと作り出された作品。本作は、Netflixなどのストリーミングサービスで配信中。(フロントロウ編集部)

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