ジョニー・デップ降板騒動で話題の『ファンタスティック・ビースト』
映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズは、大人気ファンタジー作品『ハリー・ポッター』の新シリーズ。エディ・レッドメインを主演に迎え、現在2作品が公開されている。
先日、出演者の1人であるジョニー・デップが降板することが決定し、世間を大きく賑わせている本作だけれど、ジョニーが演じていたグリンデルバルドと、深い因縁を持つアルバス・ダンブルドアを演じているジュード・ロウが、その役を演じるにおいて感じている、特別な気持ちを明かしていた。
若き日のダンブルドアを演じるジュード・ロウ
ジュードの演じているダンブルドアは、映画『ハリー・ポッター』シリーズでは白髪を蓄えた老人で、ハリーの通うホグワーツ魔法魔術学校の校長。『ファンタスティック・ビースト』で描かれるのは、その若き日の姿。
そんな重要な役回りを演じるにあたってジュードは、畏敬の念を抱いているということを、俳優でコメディアンのダン・フォグラーのポッドキャスト、『DAN FOGLER'S 4d Xperience!』で明かした。
ジュードは、「この作品(『ファンタスティック・ビースト』)で、この役割(ダンブルドア)を演じることができて本当に幸せだよ。この映画を作る毎日は、恵みのように感じる」と、作品への愛を語った。
続けて、「そして、多くの人の心と人生を掴んでいるからこそ、(役に対して)畏敬の念があるんだ。みんなの心と人生において深い意味を持っている。この仕事(俳優)をしていて、ここまでそれを感じたことはない。それに伴う責任はあるけれど、美しいことでもある。本当に貴重な芸術品の世話を任されたようなものなんだから」と、自身の演じている役がいかに大切なものかを明かした。
奇しくも彼のこんな力強いメッセージは、映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズにとって重要な時期である今、ファンに伝えられた。ダンブルドアと深いつながりを持つグリンデルバルドを演じているジョニーは降板してしまったけれど、ジュードは今後も素晴らしいダンブルドアの演技を見せてくれるに違いない。(フロントロウ編集部)