バッド・ベイビーが不仲説に言及
母親に連れられて出演したアメリカのお悩み相談番組『ドクター・フィル』で見せた暴言&悪態をつきまくる不良ぶりがきっかけで、その名を全米に知られることとなったラッパーのバッド・ベイビー(Bhad Bhabie)ことダニエル・ブレゴリが、かつて“親友”と呼ぶ間柄にあったシンガーのビリー・アイリッシュと疎遠になってしまった理由を米ETのインタビューで明かした。
16歳にしてすでに前科アリなど、これまで過激な言動で幾度となく世間を騒がせてきたバッド・ベイビーとビリーが出会ったのは今から約2年前の2018年。SNSのDM(ダイレクトメッセージ)を通じて意気投合した2人は、ラッパーのXXXテンタシオンが亡くなった同年6月にバッド・ベイビー宅で初対面を果たし、「XXXテンタシオンの曲を聞きながら、1日中、2人で号泣して、その日以来、切っても切れないほど強い絆で結ばれた」という。
しかし、それからほどなくてビリーが超売れっ子シンガーになったことで、2人の友情にも変化が…。今年3月、バッド・ベイビーがインスタグラムのライブ配信で、「もはやビリーが私の友達なのかどうかわからない。私は何度もDMを送ってるし、私の(携帯の)番号も送ってるけど、彼女はメールの返事をくれない。わかんないけど、ビッチが有名になるってこういうことなんだろうね」とぶっちゃけたことで、2人がもう以前のような親しい関係にないことが明らかになり、不仲説まで囁かれるように。
しかし、バッド・ベイビーによると、ビリーと疎遠になってしまったことは事実だが、決して仲が悪いというわけではないそう。
バッド・ベイビーは「みんな私たちのあいだに何か問題があるとか、確執があるとか言いたい放題だけど、(真相は)違う」と言うと、「彼女の周りにいる誰かが、“私は悪い奴だ”って彼女に吹き込んでそう思い込ませたか、超有名になったことで、私みたいな“いわくつきの人間”とはもう関わりたくないと思ったか、どっちかだと思う。別にそれは全然いい。理解できるから。けれど、友達が突然いなくなっちゃうのは最悪。だからといって、彼女に対して怒ってるわけじゃないし、彼女も私に対して怒ってない。ただそれだけのこと」と続けた。
「今でもビリーのことを応援しているし、そばにいたいと思っている」という、バッド・ベイビー。しかし、過去の悪行などが原因で、ビリーの周りにいる大人たちが自分とビリーを“近づけたくない”と思っていることは理解できるとして、「私みたいな奴と関わりたくないって人は多い。みんな私のことを有害な悪魔の子供だと思ってるから。でも、(気持ちは)わかる。だって、もし学校にクレイジーな子がいたら、私だってその子に自分の子供を近づけたくないし」と、自虐を交えて語っている。(フロントロウ編集部)