活動休止中のワン・ダイレクションのメンバーでシンガーのハリー・スタイルズが、新型コロナウイルスによるパンデミックが収束したら、一時的に日本に移住することを計画していることがわかった。(フロントロウ編集部)

親日家ハリー・スタイルズが日本移住計画を明かす

 2021年2月に授賞式が開催される第63回グラミー賞で“初ノミネート”を果たしたハリー・スタイルズが、新型コロナウイルスによるパンデミックが収束したら、一時的に“東京に移住したい”と考えていることを米Vogueのインタビューで明かした。

 単なるリップサービスではなく、ワン・ダイレクションの一員として活動していた2013年に初来日した際に日本に“恋に落ちて”以来、日本好きを公言する大の親日家として知られるハリー。

画像: 親日家ハリー・スタイルズが日本移住計画を明かす

 残念ながら、今回のインタビューでは移住計画についてあまり多くは語らなかったものの、「日本には(相手に対する)敬意と静けさ、そして平穏があって、行くたびに好きになる」と大絶賛。今はまだコロナ禍でその計画を実行に移すことはできないが、“日本に住みたい”という気持ちは本気であることを示した。

プライベートで日本に長期滞在していたことも

 2018年に2度もプライベートで日本を訪れたハリーは、2回目の来日でなんと1ヵ月以上も日本に滞在。日本で年越し&お正月を過ごし、2月1日の当時25歳の誕生日も日本で迎えた。

画像: プライベートで日本に長期滞在していたことも

 日本滞在中、とくに変装もせずにラフな服装で街に出没したり、ふらっと立ち寄った居酒屋でたまたま居合わせた他の客と談笑したり、自由気ままに過ごすを様子を目撃されていたハリー。その頃ちょうど東京や京都などで特別編を撮影していた、Netflixの人気番組『クィアアイ』のメンバーたちと合流したほか、同シリーズに出演したモデルの水原希子と知り合ったり、日本の人気アーティストの米津玄師や俳優の松田翔太らと異文化交流を図ったり、かなり充実した生活を送っていたことがわかっている。

日本語のレベルも着々とアップ

 年々、使える日本語の幅が広がっているハリーは、海外アーティストが使う定番の日本語「ありがとう」「こんにちは」「元気ですか?」はもちろんのこと、「頑張ります」や「日本大好き」といった、少々難易度の高い日本語もちゃんと覚えて、ライブのMCやテレビ出演の際にフル活用。

 2017年12月、約2年ぶりに来日して行なった初のソロ公演では、なんと30種類以上もの単語や言い回しを披露。「トイレどこですか?」という実用的な言葉や、お酒の席で覚えたのであろう「酒、いかがですか?」「もう1本、酒!」というマニアックなフレーズに加え、ショービズ界きってのモテ男らしく「みんな超可愛い」「みんな大好き」「超イケてる」といった褒め言葉も飛び出した。

画像: 日本語のレベルも着々とアップ

 また、2018年5月に開催された来日公演では、「アンパンマン大好きー!」や「セブンイレブン、いい気分~♪」といった、日本の国民的キャラクターの名前や懐かしのCMのフレーズのほか、「なんでやねん!」「おおきに」といった関西弁まで習得し、さらにレベルアップしていた。

 ちなみに、ハリーは自分の日本語力について、「(長期滞在を経て)日本を去る頃には、喋れる風な雰囲気を出せるくらいにはなってたから、みんな僕が日本語を話せるって思ってくれてたんじゃないかな。まあ、ずっと使っていないと、忘れちゃうけどね」と、米人気トーク番組『エレンの部屋』に出演した際に控えめにコメントしている。(フロントロウ編集部)

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