マッツ・ミケルセン、ジョニー・デップからグリンデルバルド役を引き継ぐ
元妻アンバー・ハードへのDV疑惑をめぐる英新聞社との名誉棄損裁判に敗訴した影響で、映画『ハリー・ポッター』のスピンオフシリーズ『ファンタスティック・ビースト』(以下『ファンタビ』)で過去2作にわたって演じたゲラート・グリンデルバルド役を降板することを発表したジョニー・デップ。
実質、制作・配給元であるワーナー・ブラザースから降板を迫られる形でシリーズを後にすることとなったジョニーに代わって、グリンデルバルド役を引き継ぐ俳優が、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』やドラマ『ハンニバル』などで知られる俳優のマッツ・ミケルセンに決定したことを、スタジオがプレスリリースを通じて発表した。
映画ファンから“北欧の至宝”という愛称で親しまれるマッツの起用に関しては、『ファンタビ』シリーズのデヴィッド・イェーツ監督たっての希望であり、まだ交渉の初期段階で決定事項ではないものの実現に向けて動いていると米Deadlineが報道。
ファンたちも「マッツなら!」と歓喜したが、マッツ本人が米IGNのインタビューで「あ~、あれは今こうして話しているとはいえ、ウワサベースのものだよ。だから、君達が新聞から知っているのと同じくらいしか僕も知らない。僕も(オファーの)電話を待ってるんだ」とまだウワサでしかないと発言。その後、一体どうなったのかと続報が待たれていた。
米IndieWireが入手したワーナー・ブラザースからのプレスリリースには、『ファンタビ』シリーズとなる第3作目にマッツがグリンデルバルド役でキャスティングされたことが明記。同作の撮影は、イギリス・ロンドン近郊のワーナー・ブラザース・リーヴズデン・スタジオで始まっていることも明かされている。(フロントロウ編集部)
※マッツの通称を当初、“北欧の秘宝”と記載してしまいましたが、正しくは“北欧の至宝”のため、修正しました。