Photo:ゲッティイメージズ,スプラッシュ/アフロ,ニュースコム,Instagram/Kylie Jenner
リアリティスター兼実業家のカイリー・ジェンナーとラッパーのトラヴィス・スコットの娘ストーミーが、クリスマスを目前にしていた事がさすが。(フロントロウ編集部)

超セレブキッズなストーミ

 カーダシアン/ジェンナー家の家族とともに14年前から出演してきたリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で得た知名度をベースに、SNSでの影響力をフル活用して監修コスメブランドのカイリー・コスメティックス(KylieCosmetics)を年商460億円を超える一流企業へと成長させたカイリー・ジェンナーは、2020年はパンデミックの影響で大きな打撃を受ける企業が多いなか、年収5.9億ドル(約610億円)を稼ぎ出し、米Forbesが毎年発表している『世界でも最も稼ぐセレブ』ランキングの堂々の1位に輝いた。

画像1: 超セレブキッズなストーミ

 ご存じの通り、現在23歳のカイリーは、2018年に誕生した2歳の長女ストーミのママでもある。

 ストーミの父親でラッパーのトラヴィス・スコットも、カイリーの凄まじい稼ぎっぷりにはかなわないながらも、2020年は大健闘。

画像2: 超セレブキッズなストーミ

 ファストフードチェーンのマクドナルドとのパートナーシップ契約では約20億円を手にし、人気ゲーム『フォートナイト』で行なったバーチャルコンサートでは、たった9分間で約22億円を稼ぎ出すなど、年収は100億円をゆうに超えると言われる。


「天使みたい」におりこうさんなストーミ

超リッチなカイリーとトラヴィスを両親を持つストーミは、2歳にしてランドセル代りにエルメス(Hermès)のリュックを愛用したり、母カイリーとともにチェコスロバキア版のVogueの表紙に登場したりと、非の打ち所がないセレブキッズぶりを発揮して、たびたび世間の度肝を抜いている。

 でも、その素顔は、とても穏やかで、礼儀正しく、「ありがとう」や「大好き」といった言葉を自然に口にできる“おりこうさん”。カイリーがYouTubeで公開したストーミと一緒にクリスマスクッキーを作る動画では、巷の2歳児でもなかなかいない、超がつくほどのストーミのお行儀の良さに世間が驚き、SNSで「まるで天使みたい」、「本当に躾が行き届いてる」とバズったほど。

 日本にも「子は親の鏡」という言葉があるけれど、リッチでも傍若無人でワガママ放題には育っていないストーミのおりこうさの裏には、カイリーとトラヴィスの親としての努力がある。

 とくにトラヴィスは、めずらしく育児について語った米GQとのインタビューで、「世の中で起きていることを娘に教えているんだ。まだ幼いながらにも、親として常に知識を教えてあげられるようにしているよ」とストーミに幼いうちから様々なことを教えていることを明かしていた。

画像: 「天使みたい」におりこうさんなストーミ

2歳にしてチャリティ活動に同行

 アメリカで最も治安が悪く、貧しい地域の1つに数えられるテキサス州ヒューストンのサニーサイド・パーク地区で育ったトラヴィスは、これまでにも様々な方法で故郷に恩返しをしてきたことで知られる。

 自身のニックネームにちなんだ「カクタス・ジャック基金」を立ち上げて、地元の子供たちの教育を支援したり、夢を持つ若者たちに奨学金を与えたりしているが、2020年のクリスマス直前には、トラヴィス自らがストリートに出向き、地元の子供たちにおもちゃや食べ物を配るという『フード&トイ・ドライブ』と銘打ったドライブスルー形式のイベントを開催。そこには、カイリーとストーミの姿もあった。

 新型コロナウイルスの感染防止対策をきちんと行ったうえで行なわれたイベントでは、米玩具メーカーのマテル社の協賛で、地元の小学校に通う1000人の子供たちにおもちゃが配られたほか、生活に困窮する人々には、食料品やブランケット、靴、ウイルスへの感染を防ぐためのマスクやフェイスシールド、クリスマスツリーなどが手渡された。

 カイリーは、カーキのつなぎにマスクを着用したストーミが、現場で父トラヴィスのチャリティ活動を見守る様子を撮影した写真をインスタグラムで公開。「ビッグガール(すっかり大きくなった娘)がパパのクリスマス・フード&トイ・ドライブをサポートしてる」と誇らしげにコメントを添えていた。

画像: ©Kylie Jenner/ Instagram

©Kylie Jenner/ Instagram

 2歳にして、「持てる者」が「持たざる者」に手を差し伸べる模様を目の当たりにしたストーミ。クリスマスには、また豪華なプレゼントをたくさん受け取り、思いきり甘やかされるのかもしれないが、これだけ幼い頃からチャリティの精神に触れていれば、きっとこのまま歪まずに真っすぐ育っていくに違いない。

 ちなみに、カイリーの経営者としての最終目標は、カイリー・コスメティックスをはじめとするブランドをストーミに継がせること。ストーミには、将来、人の上に立つ人間になって欲しいという想いもあり、今からチャリティ活動に参加させているのかも。(フロントロウ編集部)

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