MCU版『スパイダーマン』シリーズでMJを演じている俳優のゼンデイヤが、本作のオーディションにまつわる“マーベルらしい”裏話を明かした。(フロントロウ編集部)

ゼンデイヤが『スパイダーマン』のオーディションの裏話を明かす

 2017年に公開された映画『スパイダーマン:ホームカミング』、2019年の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でMJを演じ、現在シリーズ3作目となる作品の撮影に臨んでいるゼンデイヤが、本シリーズのオーディションにまつわる裏話を明かした。

画像: ゼンデイヤが『スパイダーマン』のオーディションの裏話を明かす

 マーベルといえば、作品が事前にネタバレしてしまわないよう情報をとても慎重に扱っていることで知られているが、もちろん『スパイダーマン』についても例外ではなく、ゼンデイヤによれば、本作のオーディションの最中には、なんと自分が受けている役が何の役かということすら知らされていなかったという。

 今回、ゼンデイヤは米GQとのインタビューのなかで『スパイダーマン』のオーディションについて振り返っており、「本来であれば、読んでいる脚本が『スパイダーマン』のものだって知ることはできなかった」と、そもそもは『スパイダーマン』の脚本であることすら知らされていなかったことを明かした上で、「だけど、私には素晴らしいエージェントがいたから、それが『スパイダーマン』の脚本だってことが分かっていたの」と、エージェントのおかげで自身は『スパイダーマン』の脚本であることを知った上でオーディションに臨めていたことを明かした。

 「だけど、自分がどの役のオーディションを受けているのかは分からなかった」とゼンデイヤは続けている。「単に、『スパイダーマン映画に出てくる女の子』の役だと思っていたの。その人がどんなキャラクターなのかまでは分かっていなかった」。

 ゼンデイヤによれば、最終的に自身がMJ役のオーディションを受けていることが判明したのはスクリーンテストを受けた時だったといい、「スクリーンテストの直前になって、『それでは、これから読み合わせをしていくキャラクターは…』っていう話になって、その1人がMJだったの。『あら、それはクールね』って思った」と当時を振り返った。

トム・ホランドはたびたびネタバレ

 このように、ネタバレに関して厳しい制限を設けているマーベルだけれど、MCU版『スパイダーマン』でゼンデイヤと共演し、主人公のピーター・パーカーを演じているトム・ホランドは、これまでたびたび公の場で口を滑らせてきたことで知られている。

画像: トム・ホランドはたびたびネタバレ

 トムは以前、『アベンジャーズ/エンドゲーム』に映画『アントマン』で描かれる量子世界が登場することをネタバレするなど、ネタバレの常習犯としてマーベルにも“目をつけられて”おり、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の監督を務めるルッソ兄弟が、インスタグラムでトムに宛てて“ネタバレ禁止のお願い”を出したこともあるほど。

 現在は『スパイダーマン』3作目の撮影に臨んでいるトムだけれど、「『スパイダーマン3』についてはみんなに何も言わないよ。だって、痛い思いをして学んだからね」とファンに自虐交じりのメッセージを寄せ、今回はネタバレしないことを誓っている。(フロントロウ編集部)

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