『マトリックス』のキアヌ・リーブスが子供にCGIについて説明するも、難しくてうまく伝わらない。そんな様子が可愛すぎる。(フロントロウ編集部)

SF作品に情熱があるキアヌ・リーブス

 キアヌ・リーブスは、SF映画と切っても切れない縁がある。1989年のSFコメディ映画『ビルとテッドの大冒険』で北米で知名度をあげたキアヌは、その後、その映像や世界観が当時の最先端だった『マトリックス』シリーズに出演し、シリーズは彼の代表作の1つとなった。

 もちろん、キアヌはSF作品以外にも『マイ・プライベート・アイダホ』や『スウィート・ノベンバー』、『ジョン・ウィック』シリーズなど、多岐にわたる作品に出演してきたけれど、キアヌ本人的にもSF作品には思い入れがあるようで、「僕にとって、現実逃避をさせてくれた一方で世界を見る視点や世界への理解を明確にする手助けとなってくれたこういった(ファンタジーやSFの)物語に参加することは、熱意やサポートを意味することなんだ」と語っている。

画像: SF作品に情熱があるキアヌ・リーブス

子供にCGIを説明するのは難しい

 そんなキアヌは、2012年に、フィルムからデジタルへ移行する映画制作の現場を取材したドキュメンタリー映画『サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ』を発表している。デジタル化に賛成の監督もいれば、反対の監督もおり、キアヌは興味深く関係者の話を聞く。そんなドキュメンタリーのなかでは、キアヌが子供からの質問に丁寧に答えようとする様子も。

 まだ幼い1人の子供から、「コンピューターの中にどうやって入ったの?」という可愛らしい質問をされたキアヌ。この質問は『マトリックス』についてのもののようで、キアヌは、その制作過程で使用されたCGIの仕組みについて話そうとするのだけれど…。

 「そうだね、僕の手があるだろう?その写真を撮るんだ。そしてコンピューターで、シルバーの手のアニメーションを作っておく。そして映画のスクリーンに映されるんだよ」

画像: 子供にCGIを説明するのは難しい

 CGIの仕組みを子供に分かるように話すのは、難しい。身振り手振りで説明したキアヌだけれど、自分の説明が伝わっていないことを察し、子供も理解できないといった様子で、最後はお互いに“へへへ”と言って笑いあっていた。そしてもちろん、周りにいたスタッフも、キアヌと子供の可愛らしいやり取りに、ほっこり。

 キアヌが子供と交流する姿はそこまで多く目撃されてきたわけではないけれど、長らく小児病院へ寄付をしてきたことは知られている。キアヌが持つ子供への愛情を感じられる一幕となった映像は、ドキュメンタリー映画『サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ』で見ることができる。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.