キアヌ・リーブスにマーベルヴィランのオファーか
キアヌ・リーブスがついにマーベル映画に出演するかもしれない。コミックス『スパイダーマン』シリーズの悪役として人気のクレイヴン・ザ・ハンターを主役にした映画作品の計画がソニーによって進められており、キアヌに公式オファーが出されたと、米The Illuminerdiが伝え、その他メディアも報じている。
マーベルコミックスを原作とした映画シリーズのMCUは、マーベル・スタジオが制作しているけれど、ソニーが制作するトム・ホランド主演の『スパイダーマン』シリーズや『ヴェノム』、『モービウス』などは、ソニー・ピクチャーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター(Sony Pictures Universe of Marvel Characters/SUMCもしくはSPUMC)に属し、クレイヴン・ザ・ハンターの作品もここに属する。
マーベル入りが望まれてきたキアヌ・リーブス
これまで、キアヌにはマーベルからの熱視線が注がれてきた。
例えば、『キャプテン・マーベル』でジュード・ロウが演じたヨン・ログは、当初、キアヌにオファーされていたという。そして、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、「彼にはほぼすべての映画で話を持ち掛けている」とし、情熱的なアピールをしながらも、キアヌのマーベル入りが実現してこなかったことを明かしている。
もしキアヌがクレイヴン・ザ・ハンター役を受ければ、MCUではないにしろ、ついにファンや制作陣待望の“キアヌのマーベル入り”が実現となるけれど、彼の意志はどうだろうか?
キアヌといえば、ハリウッドでかなり引っ張りだこのスター。2020年に『マトリックス4』の撮影を終えた彼は、2021年は『ジョン・ウィック』の4作目の撮影を控えている。また、『ジョン・ウィック』シリーズは、5作目までの制作が決定している。彼が『キャプテン・マーベル』に参加できなかったのも、『ジョン・ウィック:パラベラム』のためだったという。
ちなみにキアヌは、たびたび、ウルヴァリンを演じたかったと口にしてきた。クレイヴン・ザ・ハンターはキアヌの心に響くだろうか。(フロントロウ編集部)