テイラー・スウィフト、あの友人俳優とコロナ禍を過ごしていた
シンガーのテイラー・スウィフトといえば、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大防止にとても真剣に取り組み、ヘアスタイリストを呼び寄せたら、家族と離れて隔離してもらうのが申し訳ないからという理由で、自らハサミを握り、自分で髪を切っていることでも知られる。
そんなテイラーが、コロナ禍で恋人で俳優のジョー・アルウィンや家族以外に会っていたごく一部の人々のなかには、映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズのリタ・レストレンジ役やドラマ『ハイ・フィデリティ』への主演で知られる俳優のゾーイ・クラヴィッツも含まれていたよう。
3月に撮影終了予定のマット・リーヴス監督の映画『ザ・バットマン』でキャットウーマンことセリーナ・カイルを演じるゾーイは、米New York Times誌が2020年末に発表した21人の『偉大なるパフォーマー』のリストに選出。
この特集に掲載された写真の撮影は、リモートで行なわれたのだが、じつは、撮影当日、ゾーイと一緒にいたテイラーが、フォトシュートのアシスタント役を買って出ていたことが、同誌編集長の証言で明らかになった。
ジェイク・シルバースタイン編集長が米WWDに語ったところによると、フランス・パリに滞在中だったフォトグラファーのクリストファー・アンダーソンがディレクションを担当したゾーイとのリモート撮影で、テイラーはカメラアングルの調整などを担当。テイラーのおかげで、撮影をスムーズに終えることができたという。
New York Times誌に掲載された、テイラーがアシスタントを務めたゾーイの写真。
同じ「ソーシャルバブル」に属していた
欧米では、新型コロナウイルスへの感染・感染拡大のリスクを最小限にとどめるため、お互いに不特定多数の人たちとは会わない約束のもと、家族や友人などの一定人数のグループで同じ場所に滞在したり、家を行き来したりする人々も多い。
それらは、「ソーシャルバブル」または「Covidポッド」などと呼ばれるが、2016年頃から親しくしているテイラーとゾーイは、同じグループに属していたといい、撮影日にちょうど一緒にいたことから、テイラーがゾーイのNew York Timesのリモート撮影のヘルプを率先して引き受けてくれたのだという。
撮影がいつ頃行なわれたのか、当時、テイラーとゾーイがどこに滞在していたのかは分からないが、テイラーは恋人のジョーの故郷であるロンドン近郊でコロナ禍のほとんどを過ごしており、ゾーイは9月からイギリス国内で『ザ・バットマン』の撮影を行なっている。
さらに、ゾーイの出演の有無は明かされていないが、『ファンタスティック・ビースト』シリーズ第3弾の撮影も同時期にイギリスで行なわれており、ゾーイとテイラーは、New YorkTimes誌のフォトシュートが行なわれたであろう10月から11月頃にかけて、イギリスで同じソーシャルバブルに属していた可能性が高い。
テイラー、ジョー、ゾーイのほかにどんなメンバーがいたかは不明だけれど、テイラーは『ザ・バットマン』に主演し、ゾーイにとってはキャスト仲間であるロバート・パティンソンと仲が良いことでも知られる。
2019年の6月には、ジョーと一緒にロバートの恋人でモデル兼俳優のスキ・ウォーターハウスとダブルデートに出かけたことも報じられたこともあり、もしかしたら、彼らも同じソーシャルバブルに参加していた可能性も?
『ザ・バットマン』といえば、ロバートの新型コロナ感染が発覚し、9月の撮影再開からわずか2日で再び撮影休止となったことで話題となったが、前出のシルバースタイン編集長は「ゾーイは映画の撮影中で新型コロナのガイドラインを厳守していた」とコメント。定期的に感染検査を受けていることもあり、慎重派のテイラーもゾーイとは安心して同じソーシャルバブルに属していたのではないかとみられる。(フロントロウ編集部)