公開から36年が経つ『BTTF』
36年前となる1985年に第1作目が公開された不朽の名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作は、3作すべてが愛されている。主役マーティ・マクフライを演じたマイケル・J・フォックスや、ドク役のクリストファー・ロイドなどのキャストたちも、今なお一緒にイベントに参加することもあり、ファンにとってシリーズはまだまだ色鮮やかなもの。
とはいえ、この36年で、マーティたちにとっては空飛ぶ車が発明されているかもしれないと思うような“遠い未来”だった2015年も過ぎ、靴ひもを自動で調節してくれるナイキの「ナイキマグ」は実際に発売された。
時が経ち、様々なものが変化したけれど、変化しなかったものもあるよう。それは、キャラクターたちの家!
『BTTF』の家はどうなった?
1作目の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、1955年に、クリスピン・グローヴァー演じるマーティの父ジョージが、リー・トンプソン演じるロレインの家を、通りの向かいにある木の上から見ているシーンがあった。
放送から36年、時代設定からは66年、そこで映し出された各家の現在がこちら。
※TikTok動画が含まれます。動画が再生されない場合はフロントロウのオリジナルサイトでお楽しみください。
@rmjudson1 Someone was watching me thru their window lmao##backtothefuture
♬ original sound - Ryan
家は、取り壊されることなく、今でも映画の中にあるまま存在していた! 家の横に車が止まっていることから、現在でも人が住んでいると予想できる。TikTokにこの動画を公開したユーザーは、さらに、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』より、トーマス・F・ウィルソン演じるビフたちが向かった家の現在も公開。
例えばこの家の住民たちが、今、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を見る時には、ストリーミングサービスを使う可能性は高い。しかし映画は当時、劇場公開後は“ビデオテープ”でリリースされた。早いスピードで過ぎていく時のなかで多くのものが変わったけれど、変わらぬ景色もあることに、なんだか胸が熱くなってしまう。
ちなみに、映画の中で登場する家が、実際に人が住んでいる民家である場合は多々あり、1990年に公開されたクリスマスの名作『ホーム・アローン』も、実際に人が住んでいる家で撮影された。さらにその家の家族は、4、5ヵ月の撮影期間中も他の家に滞在するということはしなかったそうで、画面に映らないために、部屋の窓から窓にはって行っていたというから驚き。
この一家はあの家を2012年に売却したそうだけれど、今日もそれぞれの家では新しい家族の物語が生まれている。(フロントロウ編集部)