ゼンデイヤからファン対応の悪さを指摘され改善
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画『スパイダーマン』シリーズで主人公のスパイダーマンことピーター・パーカーを演じる俳優のトム・ホランドが、同シリーズで共演するミシェル役のゼンデイヤからファン対応の極意を教わったと英GQのインタビューで語った。
スパイダーマン役で名前と顔が売れたことがきっかけで、街で人からよく声をかけられるようになったというトム。しかし、以前のトムのファン対応はお世辞にも“感じが良い”とは言い難いものだったそうで、ある日、そのことをゼンデイヤから指摘されたという。
「ゼンデイヤと話すことで色々と助けられた。じつは、以前の僕はファンに嫌な奴だと思われるような態度を取ってたんだ。僕としては、みんなが僕と一緒に写真を撮りたがったり、サインを欲しがったりすることに、ただ驚いていただけなんだけどね。ロンドン出身者の典型的なリアクションをしちゃってたみたい。わかりやすい例としては、『なんで僕に話しかけてくるの?』って感じの。ゼンデイヤはそれに気づいて、そういう態度は笑顔で写真を撮るよりも、相手を苛立たせ混乱を招くことになると教えてくれた」
本人にまったくその気はなかったが、ファンと接する時の自分は“感じが悪い”ということを、ゼンデイヤに言われて気づいたトムは、それ以来、彼女の助言通りファンとの向き合い方を改めたそうで、「彼女のおかげで人前で気楽に振る舞えるようになった」とゼンデイヤへの感謝の言葉を口にした。
ちなみに、過去に何度も熱愛説が浮上したことがあるほど仲が良いトムとゼンデイヤは、プライベートでも一緒に出かけるほど親しい関係にある。現在、2人はシリーズ最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(原題:Spider-man: No Way Home)』の撮影を行なっているが、今回のインタビューでの発言を聞くかぎり、トムのゼンデイヤに対する信頼はさらに揺るぎないものになっているよう。(フロントロウ編集部)