ジジ・ハディッドがランウェイに復帰
モデルのジジ・ハディッドが2020年9月の長女カイの出産後初めてファッションショーに復帰。新たにイメチェンした「赤毛」でイタリア・ミラノで開催された老舗ブランド、ヴェルサーチェ(Versace)の2022年秋冬コレクションのランウェイに登場した。
恋人でシンガーのゼイン・マリクとの第1子であるカイを出産してから、雑誌のエディトリアルやインタビューに登場したことはあったものの、ジジがコレクションのランウェイを歩いたのは、妊娠初期に登場した2020年3月にパリで行なわれたミュウミュウ(Miu Miu)のショー以来、まる1年ぶり。
妹のベラ・ハディッドやイリーナ・シェイクも出演したショーで、ジジはオールブラックのセットアップとシースルードレス、赤いモノグラム柄のミニドレスの3ルックを着こなした。
赤毛へのイメチェンはあのドラマの影響
妊娠中はカラーリングを控え、地毛であるダークブロンドの髪を伸ばしていたジジ。今回のランウェイ復帰に合わせて、髪色を彼女史上最も鮮やかなヘアカラーであるジンジャーレッドに一新した。
じつは、このイメチェンは、ジジが最近お気に入りだという“あるドラマ”に感化されてチャレンジしたもの。
その作品とは、Netflixで配信され大ヒットを記録したドラマ『クイーンズ・ギャンビット』。
注目俳優のアニャ・テイラー=ジョイがチェスの天才少女べス・ハーモンを演じ、第78回ゴールデン・グローブ賞リミテッドシリーズ/テレビムービー部門の主演女優賞を受賞したことも記憶に新しい同作に、ジジもどハマりしているようで、カラーリング完了後の髪を公開した写真には、「これは『クイーンズ・ギャンビット』に携わったみなさんに捧げます」とコメントを添えていた。
カラーリングを担当したヘアスタイリストのパノス・パパンドリアノスのインスタグラムでは、満足げにカメラに向かってポーズするジジの姿も。
ジジは、妊娠・出産でしばらくイメチェンを遠慮していたものの、カイも生後約半年を迎え、ようやく育児にも慣れて本格的に仕事復帰したことに合わせて、一番してみたかったヘアカラーにトライしたよう。
ジンジャーヘアもお似合いのジジ。ファッションウィーク参加のために滞在しているミラのでは、ベラやイリーナと外食に出かけて息抜きをする姿も見かけられた。
(フロントロウ編集部)