シンガーのジャスティン・ビーバーがすべての女性を称えると同時に、女性が直面する問題に無関心だった過去の自分を反省した。(フロントロウ編集部)

ジャスティン・ビーバーが女性を称えると同時に“反省”

 「Baby(ベイビー)」や「Sorry(ソーリー)」など、これまでに数々のヒット曲を世に送り出してきたシンガーのジャスティン・ビーバーが、3月8日の国際女性デーに、自身のインスタグラムですべての女性は「スーパーヒーロー」と称えると同時に、女性が直面する問題に無関心だった過去の自分を反省する言葉を綴った。

 以下、ジャスティンのコメントの全訳。

 「過去の僕は(女性が直面するさまざまな問題の)知識がなく、彼女たちに共感するどころか、彼女たちが抱える苦労や悩みを見過ごしてきた。僕が経験することはないであろう困難に直面する妻の姿を目の当たりにしながら、日々、僕は彼女の傍らで学んでいる。そして、僕は男性が直面することのない女性の葛藤にもっと気付き、より良い人間になれるよう努力する。女性はみんなスーパーヒーローで、今日(国際女性デー)だけでなく毎日祝福されるべきだ」

 ご存じの方も多いと思うが、ジャスティンは2018年に長年友人関係にあったモデルのヘイリー・ビーバー(旧ヘイリー・ボールドウィン)と結婚。女性だからというだけで、男性よりも厳しい立場に立たされる妻の姿を目の当たりにして、“自分も変わらなければいけない”と思ったジャスティンは、今後、女性が抱える問題にもっと目を向けることを誓った。

画像: ジャスティン・ビーバーが女性を称えると同時に“反省”

 ちなみに、ジャスティンが社会問題に無関心だった過去を反省したのはこれが初めてではなく、昨年、黒人に対する暴力や差別の撤廃を訴える抗議運動「Black Live Matter/ブラック・ライヴズ・マター(黒人の命にも価値がある)」が活発化した際にも、「今後、僕は自分のプラットフォーム(セレブという立場)を使って、人種差別問題について学び、人種間の不平等や制度的な制圧に対して声を上げ、今最も必要とされている“変化”の一部になるための方法を見つけていきます」と、今回同様、さらに知識を深め、自らも変わることを宣言している。(フロントロウ編集部)

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