ドキュメンタリーが話題になったブリトニー・スピアーズ
米現地時間2月5日にアメリカのHuluでドキュメンタリー『Framing Britney Spears(原題)』が配信されたブリトニー・スピアーズ。一部のファンたちが「#Free Britney(ブリトニーを開放せよ)」というスローガンを掲げて運動を行なっていることでも知られる、ブリトニーと父ジェイミーとの後見人制度をめぐる争いや、彼女がこれまで長年にわたって抱えてきたメンタルヘルスの問題に迫った本作が放送されると、ブリトニーのファンだけでなく、セレブたちからもサポートの声が寄せられるなど、大きな反響が広がった。
本作はブリトニー本人の承認を得ていない作品となっていて、Netflixも同様のドキュメンタリーの制作に取り組んでいることが報じられたり、つい先日には、イギリスのBBCもブリトニーについてのドキュメンタリーの制作に乗り出したことが報じられたりしているなかで、ブリトニーは自らの口で一連の騒動について話すことを検討しているという。
「ブリトニーは自分の過去について話すことを検討しました。その主な理由としては、他の人たちが自分の物語を伝えるべきではないと感じているためです」と今回、関係者が米ETに明かしている。関係者によれば、もしブリトニーが自ら語ることになった時には、テレビ番組に出演する形になるだろうとのことで、先日、ヘンリー王子とメーガン妃から率直な思いを引き出したことが称賛された、名司会者オプラ・ウィンフリーとの対談を見据えているという。
「彼女はインタビューを嫌ってきましたが、もし彼女がそうしたステップに進めば、その第一候補はオプラになるでしょう。現時点では、インタビューに関していかなる計画も進行していませんが、そうなった時には、ブリトニーは話をする前に幾つかの段階を踏んでいく必要があるでしょう」と関係者は続けた。
先月、インスタグラムに「誰かの人生について自分がどれだけ知っていると思っていても、レンズの向こう側で実際にその人が送っている人生とは比べることができないの」と綴り、遠回しに『Framing Britney Spears』に触れた一方で、本作についてのハッキリとしたコメントは発表していないブリトニーだけれど、関係者によれば、ファンからサポートの声が多く寄せられていることには喜びを感じているそう。
「ブリトニーはここのところより幸せそうで、ファンから多大なるサポートを受けていることがその理由だと、彼女に近しい人たちは考えています」と関係者は米ETに語り、「ドキュメンタリーの公開がきっかけで、かつてない程の愛が寄せられることになりました。後見人制度に関しては変化をもたらせていませんが、ソーシャル・メディアを通じてファンから膨大なメッセージを受け取っており、自分を理解してもらえたと感じているようです」と続けた。(フロントロウ編集部)