人気TikTokerのアディソン・レイがデビューシングル「Obsessed」をミュージックビデオと共にサプライズでリリースした。(フロントロウ編集部)

アディソン・レイがデビュー曲をサプライズリリース

 7,800万人を超えるフォロワーを持ち、米経済誌フォーブスが発表した2020年版の「世界で最も稼ぐTikTokerランキング」で1位に輝いた人気TikTokerのアディソン・レイ(20)が、本日3月19日にデビューシングル「Obsessed」を突如リリース。シンガーとしてデビューすることをサプライズで発表した。

 「Obsessed」は、自分自身への自信や愛について力強く歌った楽曲となっていて、「私は私に心を奪われてる、それもあなたと同じくらい/私のためなら死ねるってあなたは言ったけど、私だって私のために死ねる/もしあなたを失っても、私にはまだ自分がいるし、負けてしまうことはない/私に心を奪われてるって言ってくれたよね、私もそう」とアディソンは歌っている。

 「自分に自惚れてるって捉える人もいるかもしれないけど、私が伝えようとしているのはそういうことではないの」とアディソンは同曲に込めた思いについて米Vogueに語っている。「むしろ、あなたが私を愛してくれるのと同じくらい、私も自分のことを愛せるということ。大切なのはそういうこと。悩んでしまう日もあるし、自分自身を受け入れて、ふさわしい愛を与えてあげられるようになるまでは苦労する。だけど、そういうメッセージってすごく力強いと思ったから、それを伝えたいと思ったの」。

 アディソンは以前、オンラインで自分の身体について寄せられる多くのコメントに悩まされていることを明かしており、「この1年の間、このことについてたくさん考えた。私にはその考えは当てはまらないし、私は自分の身体や、自分という存在、自分自身の愛し方を学んでいる」と英Glamourに語っていた。

 「Obsessed」はミュージックビデオと共に公開されており、ビデオでは、幼少期からダンサーとして活動していたアディソンが、女性ダンサーたちを従えてキレッキレの振り付けを披露している。

 「Obsessed」のミュージックビデオはこちら。

 コスメブランド「アイテムビューティー(Item Beauty)」を立ち上げたり、1999年に米公開された学園ロマコメ映画『シーズ・オール・ザット』のリブート版『ヒ―ズ・オール・ザット(He’s All That)』の主役に抜擢されたりと、TikTok以外にも活躍の場を広げてきたアディソンが、今度はシンガーとしてデビュー。アルバムやEPをリリースするかについては現時点で分かっていないものの、デビュー曲の完成度は高く、これからのシンガー活動に期待したい。(フロントロウ編集部)

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