デイヴとポールがパパ友という事実
KISSのポール・スタンレーに影響を受けてギターをはじめた、元ニルヴァーナのメンバーで、現在はフー・ファイターズの一員として活動するデイヴ・グロール。
デイヴはこれまで何度もポールへの愛を語っており、2015年に行なわれたASCAPポップ・ミュージック・アワードでは、ASCAPファウンダーズ・アワードを受賞したKISSのメンバーを紹介するプレゼンターとしてデイヴが登場。
そして「悪名高きキッス・アーミーの一員だ」とKISSのファンだということを高らかに宣言すると「毎朝、小さなベッドルームで目を覚まし、学校に行く前に自分のスーパーヒーローをしっかり眺めていた。彼らは何年ものあいだ僕を導いてくれたし、最終的にはプロのロックンロール・ミュージシャンになるという非現実的な夢を追うきっかけにもなった」と語り、どれほどKISSのメンバーから影響を受けたのかを語り、ポールとジーン・シモンズを紹介した。
デイヴにとってまさに憧れであるKISSのメンバーだけれど、驚くべきところで遭遇したよう。その場所とは、なんと子供の学校。デイヴとポールの子供は同じ学校に通っており、学校の行事に参加していたポールとばったり会ったようで、デイヴは当時のことを振り返り「娘を学校へ送りに行ったら、集会に誰がいたと思う？ポール・スタンレーだ」「子供たちが『クンバヤ』を歌っている中で、僕は平静を装い、集会に参加している他の父親と思おうとしたけど、幼少期に壁のポスターにいた顔の男の隣に立っていたんだ」と、憧れのポールと衝撃的な出会いをしたことをBBCの『Reel Stories』で明かした。
それからというもの、デイヴとポールはお近づきになり、パパ友に。憧れの人とまさかの形で知り合うことになり、仲を深めたデイヴは「最近では、毎朝学校が始まる前にポール・スタンレーと一緒に子供たちが通う小学校の駐車場で過ごしているよ...。ツェッペリンやエレクトリック・レディ、ツアーや学校の募金活動について話しているんだ。だから、僕の非現実的な夢は間違いなく実現したと言えるだろう」と、子供たちを通し、憧れの人と仲良くなり、幼い頃の妄想のような夢を叶えたことを語った。（フロントロウ編集部）
