メットガラ2021のセレブホストが発表!
例年ならば、5月に米ニューヨークにあるメトロポリタン美術館で行なわれてきたファッション界最大の恒例行事「メットガラ」。
同美術館内で行なわれるファッション・エキシビジョンのオープニングイベントを兼ねるこのチャリティイベントでは、著名なセレブたちが1つのテーマに沿って、競い合うかのごとく豪華絢爛な着こなしを披露することで大きな注目を集める。
2020年は新型コロナウイルスの影響により、やむなく中心となったメットガラが、2021年は、アメリカ国内でワクチンの接種が行き渡るであろう9月13日に開催され、翌2022年との2部構成となるというニュースは、以前フロントロウでお伝えしたけれど、同イベントを米Vogue誌のアナ・ウィンター編集長やデザイナーのトム・フォード、インスタグラムの最高責任者であるアダム・モッセーリと共同で主催するセレブホストたちがついに発表された。
Z世代の各界スターがずらり
セレブホストに名を連ねるのは、映画『君の名前で僕を呼んで』や『レディバード』への出演でも知られ、主演作『DUNE/砂の惑星』の米公開が10月1日(日本は秋公開と発表)に控える俳優のティモシー・シャラメ(25)、男女を通じてアジア初の世界ランキング1位に輝いた日本出身テニス選手の大坂なおみ(23)、史上最年少でのセレブホスト起用となるグラミー賞受賞シンガーのビリー・アイリッシュ(19)、そして、以前からウワサされていたジョー・バイデン米大統領の就任式で詩の朗読を行なって称賛された詩人のアマンダ・ゴーマン(23)の4人。全員、今回が初のメットガラ参戦となる。
ヨーロッパと比べると歴史が若いアメリカン・ファッションを意識して、もしくは、Z世代(1990年後半頃から2012年頃に生まれた、現在9~25歳の人たち)からの支持を狙ってか、例年よりも平均年齢が若いスターたちで構成された。
第1部となる2021年9月のメットガラは、パンデミックがまだ油断を許さない状況であることから、小規模なものになる予定でテーマは『In America:A Lexicon of Fashion(イン・アメリカ:アメリカのファッション辞典)』。
第2部となる2022年5月2日開催予定のメットガラは、『In America:Anthology of Fashion(イン・アメリカ:アメリカのファッションのアンソロジー)』をテーマに、例年通りの盛大なパーティーが催される計画となっている。
ちなみに、過去数年間は参加者たちにスマホでの写真・動画撮影&SNS投稿禁止令が出されたけれど、今回はインスタグラムのモッセーリ氏が一枚嚙んでいるとあり、もしかしたら解禁になる可能性も? 参加ゲストの顔ぶれも含め、今後の続報に注目。(フロントロウ編集部)