ウィル・スミス、パンデミックを生き抜いた“ありのままの姿”を公開
先日、映画『バットボーイズ』シリーズや『スーサイド・スクワッド』で見せた鍛え上げられた肉体とはほど遠い、腹筋や胸筋がすっかり消失し、たるみきったボディをインスタグラムで公開し、「みなさんに真実をお伝えする。俺は今、人生で最悪な体形だ」と報告した俳優のウィル・スミス。
52歳を迎えたウィルのこの行動は、近年、自分の体をありのままに愛そうという「ボディポジティブ」を唱える風潮が強まるなか、女性と比べると、男性はまだまだ声を上げる人が少ないことから世間から称賛されたが、“人生最悪の体形”がバズったことを受け、ウィルが現在のボディのコンディションがさらによくわかる動画を公開した。
「人生最高の体形」を目指す!
パーカーを脱ぎ捨て、先日公開した写真よりもさらに露出度が高い格好で得意気にスーパーモデル風のポーズを決めるウィル。
ガールズグループ、プッシーキャット・ドールズがラッパーのバスタ・ライムスとコラボした2005年のヒット曲「Don't Cha」をBGMにチョイスしたこの投稿には、決して今のボディが嫌いというわけではないけれど、体調やメンタルのバランスを整えたいという思いからダイエットに取り組むことを誓う、こんなコメントが添えられていた。
「数え切れないくらいの日々にわたって食糧庫の食べ物を食い尽くしてきたこのボディは、俺にパンデミックを生き抜かせてくれた。俺はこのボディを愛している。でも、気分を良くしたいんだ。真夜中にマフィンを食べるのはもうヤメだ…! 俺は人生最高の体形を手に入れる!」
ウィルは、YouTubeとタッグを組んで肉体改造の模様を世間に配信していく予定だそう。
世間からのプレッシャーや自分が他人にどう見られているかというイメージを気にしてダイエットに励むわけではなく、あくまでも自分が満足するために“人生最高のボディ”を目指すというウィル。前向きな理由で肉体改造に取り組むなら、それもボディポジティブの一環。
一念発起したウィルを応援すべく、ウィルのもとには、早速ファンたちから「こんなワークアウトはどう? 」とさまざまなアドバイスが送られてきているよう。
ウィルはファンからのDMに添付されていた難易度高めなトレーニングの動画をいくつか公開して、「君らは俺を殺そうとしてるのか! 今日のところはイリプティカル(ウォーキング用のトレーニング器具)をこなすのでいっぱいいっぱいだよ」と、運動不足の自分には到底ムリだとボヤいていた。
ウィルの挑戦が気になる人は、近いうちにウィルのYouTubeチャンネルで配信されるであろうドキュメント動画に注目を。(フロントロウ編集部)