シンガーソングライターのロードがホームページを更新して、新作のものと見られるアートワークを公開。およそ4年ぶりとなる新曲のリリースを予告した。(フロントロウ編集部)

ロードがカムバックを予告

 2013年にリリースしたシングル「Royals(ロイヤルズ)」が9週連続で全米シングルチャートの首位を獲得し、2014年に開催された第56回グラミー賞授賞式にて主要部門の1つである最優秀楽曲賞を含む2部門を受賞するなど、衝撃的なデビューを果たしたニュージーランド出身のシンガーソングライターであるロード(24)。

画像: ロードがカムバックを予告

 「Royals」も収録された2013年リリースのファーストアルバム『ピュア・ヒロイン(Pure Heroine)』に続くセカンドアルバム『メロドラマ(Melodrama)』を2017年にリリースして以来、新曲のリリースが待望されていたロードは2020年10月、ニュージーランドで行なわれた総選挙に際して新曲のリリースを匂わせたり、同年12月には、“オニオンリング評論家”としてソーシャルメディアに復帰したりと、表舞台へのカムバックを予感させるような動きが続いていた。

 そんななか、久しぶりにロードの公式ホームページに動きが。今回、ロードのホームページに「Solar Power(ソーラー・パワー)」と題されたシングルのアートワークと見られる画像とともに、「2021年に来る。忍耐は美徳なり。(ARRIVING IN 2021 … PATIENCE IS A VIRTUE)」という文字が掲載され、2021年内に「Solar Power」と題されたプロジェクトをリリースすることが発表された。

画像: www.lorde.co.nz
www.lorde.co.nz

 ロードは昨年、新作を待ちわびるファンに宛てたニュースレターのなかで、テイラー・スウィフトとのコラボでも知られる、最新作『メロドラマ』のプロデュースにも参加したジャック・アントノフと共に新作に取り組んでいることを明かした上で、「年齢を重ねるにつれて、質の高いものを待つという喜びについて語られるべきだと思うようになったの。もう少し質の悪いものであれば早く手に入れることができるかもしれないけど、質の高いものが仕上がっていくにつれて、心のなかに温かいものが芽生える」と綴り、時間をかけて良質な作品の制作に取り組んでいると約束していた。

 オリヴィア・ロドリゴ(18)がロードのデビュー作『ピュア・ヒロイン』を「今までで一番好きなアルバム」に挙げたり、セイレム・イリース(21)がフロントロウ編集部とのインタビューで“お気に入りのアーティスト”に挙げたりと、現在の若手アーティストたちに大きな影響を与えたロード。そのロードが前作からおよそ4年を経て、ついに新曲をリリースするというのだから、大きな注目を集めそう。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.