セレーナ・ゴメスがソーシャル・デトックスの重要性を訴え
これまでにもメンタルヘルスの問題についてたびたび声をあげ、今年4月には、自身がプロデュースするコスメブランド「レア・ビューティー(Rare Beauty)」の基金「レア・インパクト・ファンド(RARE IMPACT FUND)」を通じて、新たに若者たちのメンタルヘルスを支援するためのプロジェクト「メンタルヘルス101」をローンチしたセレーナ・ゴメス。
インスタグラムで約2億3,000万人のフォロワーを持つ、世界有数のインフルエンサーでもあるセレーナは以前より、メンタルヘルスの負担を軽減するためにスマートフォンなどのデジタル機器から離れるデジタルデトックスの一環として、SNSから距離を置いた生活を送ってきたことを明かしており、2018年にはインスタグラムのアカウントを削除し、1年以上の間、気が向いた時だけ友達のアプリを借りるという方法でSNSと向き合っていた。
そんなセレーナが今回、英The Daily TelegraphのStellar誌によるインタビューに応じて、SNSとの向き合い方について改めてコメント。“SNSで見せているキャラクターと本来の自分とのバランスをどうやってとっていますか?”と質問されると、「私は大抵の場合オープンでいる」と、SNSでも出来る限り本来の自分として振る舞っているとした上で、「そんななかでも、私にとっては、スペースを設けて、友人や家族と過ごすことも大切なの」とセレーナ。「彼らと一緒にいる時には、その場を満喫して、その瞬間を楽しむようにしている」として、ありのままの自分を見せることができる家族や友人と過ごす時間を大切にしていると語った。
また、セレーナは今でも定期的にSNSと距離を置いているそうで、「ソーシャル・メディアをスクロールすることをお休みすることはすごく大切なことだと思う」とStellar誌に語っている。「レア・ビューティでは、よく週末にソーシャル・デトックスを行なっていて、週末は(インターネットから)離れるようにコミュニティのみんなに促している」と、「レア・ビューティ」としても定期的なデジタル・デトックスを奨励しているとした上で、「そうすることで、メンタルヘルスに大きな違いをもたらすことになるの」と、メンタルヘルスのために定期的にソーシャル・デトックスを行なうことの重要性を訴えた。(フロントロウ編集部)