俳優のジョージ・クルーニーの別荘があるイタリアのコモ湖で大規模な洪水が発生。当時、ジョージは家族と別荘に滞在していたが幸い建物に被害はなく、翌日に地域の救済活動に参加した。(フロントロウ編集部)

ジョージ・クルーニーが被災者を支援

 先日、映画『オーシャンズ11』や『ファミリー・ツリー』などの代表作で知られる俳優のジョージ・クルーニーの別荘があるイタリア北部のコモ湖周辺で、豪雨により大規模な洪水と土砂災害が発生。英Evening Starndardによると、約60名の地元住民が家を失ったという。

 ジョージの別荘周辺でも道路が冠水し、土砂で家の玄関のドアが開かなくなるといった被害に遭ったものの、幸い建物は無事だった。現在、家族と別荘に滞在しているジョージは、翌日、ラーリオのロベルト・ポッツィ市長らと連絡を取って地域の救済活動に参加。木や土砂などが流れこんだ家の清掃を手伝ったり、被災者に励ましの言葉をかけたりする姿が目撃されている。 

画像: ジョージ・クルーニーが被災者を支援

 英U.K. Timesの取材に対し、ポッツィ市長は「(ジョージは)何が起こったのかを確認するために市庁舎に直行し、被害状況を視察しました。彼は本当に驚いていて、助けになりたいと言っていました」と語った。

 また、国営テレビ局TG1が公式インスタグラムで公開した映像のなかで、ジョージは被害の状況について聞かれ、「被害は思っていた以上に深刻です。同様に被害に遭ったチェルノッビオも視察しましたが、ラーリオはそれよりもさらにひどい状況です。市長とも話をしました。(復興には)何年もかかるでしょうし、何百万ドルという費用が必要になると思いますが、この街にはそれに耐えられるだけの強さがあります。この先もこの街は永遠に存在しますし、(復興したあかつきには)以前よりもっと良くなることでしょう。この街は非常に回復力のある街です」と答えている。

 ちなみに、ジョージがコモ湖にある別荘を訪れたのは、新型コロナウイルスによるパンデミックの影響もあって約2年ぶりだそう。(フロントロウ編集部)

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