セレーナ・ゴメスが「#RespectSelenaGomez」に反応
米CBS傘下のストリーミングサービスParamount+で配信されている法律ドラマ『グッド・ファイト』で、シンガーのセレーナ・ゴメスが2017年に受けた腎臓移植手術をネタにするひと幕があり、大炎上するなか、セレーナ本人が自身のツイッターを通じて憤りを露わにした。
ご存じの方も多いと思うが、持病である全身性エリテマトーデスの治療の一環として腎臓移植手術を受けたセレーナは、のちにこの手術が「生きるか死ぬかの大手術」であったことを明かしている。
また、セレーナの移植手術がテレビ番組でネタにされたのは、米Peacockの学園ドラマ『セイヴド・バイ・ザ・ベル(原題:Saved by the Bell)』、中国のテレビ局で放送されているバラエティ番組『Who’s The Murderer(原題:明星大侦探/英題訳:殺人者は誰?)』に続き3度目。
セレーナとドナーにとって命がけだった移植手術が、またしてもネタ扱いされたことに怒った彼女のファンを中心にSNS上で抗議活動が行われ、「#RespectSelenaGomez(#セレーナ・ゴメスに敬意を)」なるハッシュタグまで誕生するなか、ついにセレーナ本人が沈黙を破った。
以下、セレーナのコメントの全訳。
「何がどうなったら、テレビ番組の脚本に臓器移植についてのジョークを書くことが流行るのか私には理解できない。でも、悲しいけど、どうやらそうみたいね。次に脚本家たちのあいだで、こういう味気ないジョークが発表された時は、すぐさま指摘を受けて、放送されないことを願ってる」
My fans always have my back. LOVE YOU. If you are able to please sign up to be an organ donor https://t.co/4GSEiHEfEf
— Selena Gomez (@selenagomez) August 3, 2021
さらに、セレーナは「私のファンはいつも私の味方になってくれる。みんなのこと愛してる」とファンに感謝を伝えると、「もし可能ならぜひ臓器提供のドナーに登録して」と協力を呼びかけた。(フロントロウ編集部)