今年3月に音楽活動を引退する考えがあることを明かしていたセレーナ・ゴメスが、引退の考えを撤回する発言をした。(フロントロウ編集部)

引退を考えていることを明かしていたセレーナ・ゴメス

 2020年1月におよそ4年ぶりとなるスタジオアルバム『レア』をリリースし、今年3月には自身初となるスペイン語プロジェクトのEP『Revelación(リヴェラシオン)』をリリースした俳優でシンガーのセレーナ・ゴメス

画像: 引退を考えていることを明かしていたセレーナ・ゴメス

 5月には、「SG3」と書かれたビーズが並ぶ手作り風のブレスレットを着けた写真を投稿して、『レア』に続く次回作となるアルバムのリリースも匂わせたセレーナだったが、3月に公開された米Vogueのインタビューでは、ファンにとってはショッキングな考えを明かしていた。

 それは、セレーナが音楽活動からの引退を考えているということ。セレーナは「真剣に自分のことを受け止めてくれない人たちがいるなかで、音楽をやり続けていくのは大変なんだ。『何のためにやってるんだろう?』『どうして私は(音楽を)やり続けてるんだろう?』って感じたことが今まで何度もある」と、音楽をやっていることに葛藤を感じることがあすと明かした上で、「次にアルバムを出す時は、今までとは違うものになると思う。音楽活動を引退する前の最後の挑戦にしたい」と、次のアルバムで引退する考えがあると語っていた。

現在は引退の考えはないとセレーナ・ゴメス

 以来、ファンの心には、セレーナが本当に引退するのだろうか? とやきもきした感情が残り続けていたが、今回、米Elleとのインタビューに臨んだセレーナは当時の引退示唆発言に触れて、「音楽を作ることを止めることはないと思う」とコメント。音楽活動を引退するという考えを現在は改めたことを明かした。

画像: 現在は引退の考えはないとセレーナ・ゴメス

 今年3月の米Vogueとのインタビューでは、一部の人たちから自分の作品を思うように評価されなかったことに触れたセレーナだったが、今回のインタビューでは、「グラミー賞が欲しいとは言わない」と、音楽活動をやる理由は世間的な評価のためではないとし、「私は自分にできる最善をやっていると思っているし、あくまで自分のため」と改めて強調した。

 一方で、「時々、それが大きな負担になってしまうことがあるの。自分をさらけ出しているわけだから」とも語り、音楽ではパーソナルなことをテーマにしている故に、それが負担になってしまうことがあるとも明かしている。

 以前より、メンタルヘルスの負担を軽減するためにスマートフォンなどのデジタル機器から離れるデジタルデトックスを提唱しているセレーナは、そうした心の負担を減らすためにソーシャルメディアを離れることの大切さについて改めて触れて、「この小さな携帯電話は、150万人と繋がっている。私はそれを置いたの。おかげで、すごくホッとしたんだ」と語った。(フロントロウ編集部)

 

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