キアヌ・リーブスは激務のなかでも、好きなことをする時間は犠牲にしないよう。(フロントロウ編集部)

キアヌ・リーブスによるコミック『BRZRKR』

 何十年とハリウッドの第一線で活躍する俳優のキアヌ・リーブスが、コミック作家としても評判を呼んでいる。

 コミック作家のマット・キントとともにキアヌが手掛けた『BRZRKR』は、不死の戦士である“B”と呼ばれる男が主人公。半分は神、半分は人間である彼は、自分の正体やその存在をどうすれば終わらせることができるのかという真実についての情報と引き換えに、アメリカ合衆国政府のために危険な戦いに身を投じる。

 本作はすでにNetflixでの実写映画化が決定しており、スピンオフアニメの制作まで発表されている。そしてキアヌは映画の主演とプロデューサーを務め、アニメでも声優を務める。

 『BRZRKR』の制作には2年以上がかかったそうだが、キアヌといえば、ここ数年も忙しかった。2019年には『ジョン・ウィック:パラベラム』、2020年には『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』が公開され、2021年の『マトリックス レザレクションズ』、2022年の『ジョン・ウィック4』の撮影も行なわれた。

 さらに複数の作品へのカメオ出演などもあったなかで、キアヌはどうやって時間を作っていたのか。キアヌが、米Peopleのインタビューで明かした。

 「どうやって時間を作ったか?だってそれをするのが好きだから。そういうことだよ。それが好きなんだ」

画像: キアヌ・リーブスによるコミック『BRZRKR』

 好きこそ物の上手なれ、とはよく言ったもの。自分がしたいことをするためには、時間はおのずと作られるのかもしれない。ちなみにキアヌには、バイク好きが高じてバイクブランドのARCH Motorcycleを設立したという経歴もある。

 そんなキアヌは『BRZRKR』で、「暴力の衝撃における暴力、それがどう使われるか、どうコントロールされうるか」を描いたという。さらに、不死という、人間とは異なる状況にいる主人公を理解しようとしたとも話した。

 キアヌは現在、『ジョン・ウィック』4作目の撮影中であるため、『BRZRKR』映画版の撮影はまだ先になるが、キアヌが情熱を注ぐ作品の完成が待ち遠しい。

(フロントロウ編集部)

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