ブリトニー・スピアーズの妹であるジェイミー・リン・スピアーズが、10代だったころに両親から中絶を強要されそうになった過去を告白した。(フロントロウ編集部)

ジェイミー・リン・スピアーズが中絶を説得されそうになった過去を告白

 ブリトニー・スピアーズ(39)の妹で、俳優やシンガーとして活動しているジェイミー・リン・スピアーズ(30)が、当時16歳だった2007年に両親から中絶を強要されそうになっていたことを、2022年1月18日に刊行予定の自叙伝『Things I Should Have Said(原題)』のなかで告白していることが明らかになった。

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 米TMZが刊行に先立って『Things I Should Have Said』の抜粋を入手しており、ジェイミー・リンはそのなかで、16歳の時に妊娠が判明した時のことについて、両親やマネージメントチームにいた人たちが「部屋に来て、人生のこの時点で出産することは出産することは恐ろしいアイディアだということを説得しようとしてきた」と振り返っている。

 ジェイミー・リンによれば、彼らからは「君のキャリアが台無しになるよ。あまりに若すぎる。自分が何をしようとしているか分かっていない。飲み薬がある。この問題の対処を手伝ってあげるから」と言われたといい、「私の周りにいた全員が、この『問題』をなかったことにすることだけを望んでいた」と綴っている。「中絶こそが最善の案だということが全員の認識だった」。

 ジェイミー・リンは、父ジェイミーに中絶するよう説得されたせいで「罵詈雑言を浴びせる」言い争いになったとも綴っている。

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 当時、両親らはジェイミー・リンが誰かと相談することができないようにするために彼女から携帯電話を取り上げ、ジェイミー・リンは、姉であるブリトニーに相談することもできなかったという。「あの時ほど(ブリトニーを)必要とした時はなかった」とジェイミー・リンは自叙伝で綴っている。「彼女は、私が最も弱っていた時に私に手を差し伸べることができなかった。(中略)今日まで、自分の口で姉にこのことを伝えられなかったことの苦しみは癒えてない」。

 ジェイミー・リンはその後、米Ok!誌上で独占で妊娠の情報を解禁することでマネージメントチームと合意したと語っている。ジェイミー・リンは17歳で第1子となるマディを出産した。

父ジェイミーらはブリトニー・スピアーズの妊娠や出産も制限していた

 父ジェイミーといえば、2008年から先月まで約13年にわたってブリトニーの後見人を務めていたことで知られ、ブリトニーは後見人制度の終了を求めて現在も争っている裁判のなかで、父ジェイミーから妊娠や出産を制限されてきたことを打ち明けている。

画像: 2017年に交際を公にしたダンサー兼パーソナル・トレーナーであるサム・アスガリと婚約中のブリトニー・スピアーズ。

2017年に交際を公にしたダンサー兼パーソナル・トレーナーであるサム・アスガリと婚約中のブリトニー・スピアーズ。

 ブリトニーは今年6月に行なわれた審問で初めて自らの口で証言した際、「後見人制度のもとで、私は結婚や出産はできないと言われました。私は避妊リングを着けているので、今は妊娠することができません。もう1人出産するために、私は避妊リングを外すことを望んできました。ですが、いわゆるチームの人たちが、それを取り外すために医者に行かせてくれないのです。なぜなら、彼らは私にこれ以上子どもを産んでほしくないと思っているのです」と打ち明け、後見人制度のもとで自身の意志に反してIUDと呼ばれる子宮内避妊用具(避妊リング)の着用の継続を強要されてきたことを告白した。

 一方、ジェイミー・リンの自叙伝『Things I Should Have Said』をめぐっては、収益の一部をメンタルヘルスの支援団体に寄付すると表明するも、ブリトニーのファンからの反発に遭って寄付を拒否されるという騒動も起きている。(フロントロウ編集部)

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