ゼンデイヤが、将来的には監督を務めたいことを明かし、“2人の黒人少女のLGBTQ+ラブストーリー”を作りたいと語った。(フロントロウ編集部)

将来的には監督に ゼンデイヤが熱意明かす

 俳優やシンガーとして活躍し、2022年1月7日には新作映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の日本公開も控えているゼンデイヤが、監督になることへの熱意を語った。

画像: 将来的には監督に ゼンデイヤが熱意明かす

 自身のキャリアプランとしては、いつまでに何をやり遂げたいかという計画は正確には持っていないが、「自分を幸せにしてくれるもの、喜びをもたらしてくれるもの、そしてアーティストとして、一人の人間として充実させてくれるもの」をやることに興味があると米Interview Magazineに明かしたゼンデイヤ。

 将来的に監督を務める可能性について質問された彼女は、「将来的に監督するという考えは私をワクワクさせてくれる。だからこそ、私は撮影現場にいることが多い。自分が出演していないときは、その場で学ぼうとしている」と、出演シーンがないときでも現場に留まることが多いことを明かし、夢は「いつか、自分が見たいと思うものを作れるようになること」だと説明した。

2人の黒人少女のLGBTQ+ラブストーリーを作りたい

 そんなゼンデイヤが監督として作りたいと思っているのが、黒人のLGBTQ+の女性同士のラブストーリー。今ハリウッドで作られている大作には黒人のLGBTQ+のレプリゼンテーションが低く、その多くは白人を主人公にしているものが多い。さらに、セクシャリティに対する葛藤やカミングアウトの難しさといったシリアスなテーマになりがちなことから、“ラブストーリー”に焦点を当てたいのだという。

画像: 2人の黒人少女のLGBTQ+ラブストーリーを作りたい

 ゼンデイヤは、「ぎこちなくて面白いことが起こる青春ストーリーがいい」と語っている。

 「私たち(黒人)の存在は、幅広く、豊かで、美しいもの。黒人の少女であることの意味を表す、さまざまな感情の色を見てみたいと思う」。そう語ったゼンデイヤは、ストーリーテラーとしての自分の能力を使って、社会に貢献したいと考えており、「2人の人間が恋に落ちるという、ただそれだけのストーリーにしたい。シンプルで美しく、幸せな気持ちにさせてくれて、自分も恋をしたいと思わせてくれるもの」とコメントしている。(フロントロウ編集部)

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