“二度と働かなくてもいい”ほどの資産を持つエマ・ワトソン
エマ・ワトソンは映画『ハリー・ポッター』シリーズや『美女と野獣』などで知られる人気俳優。近年は女性の権利を促進するための活動や気候変動問題に尽力しており、社会派な一面でも知られている。
彼女は映画『ハリー・ポッター』シリーズ8本で莫大なギャラを獲得し、現在では93億5千万円もの総資産を持つと言われている。2007年に行なわれた米Access Hollywoodとのインタビューでは「正直に言うと、私は二度と働かなくてもいいくらいのお金を持っている」と明かしていた。
そんな彼女だが、実は自分のギャラの額について知ったのは、2004年に公開されたシリーズ3作目の『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』から2005年に公開されたシリーズ4作目の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の頃。
当時14~15歳だった彼女は自分のギャラの額を知らず、毎週約8,000円(75ドル)ほどのお小遣い制だったそう。初めて自分のギャラの額を知った時、彼女はかなり動揺し「気分が悪くなって、とても感情的になった」と英Vogueに語っている。
初めての自分へのご褒美は、まさかの「日本製品」
エマは米Interview Magazineとのインタビューで、『ハリー・ポッター』のギャラの初めての使い道について尋ねられ、「ああ、車を買ったんだった!」と回答。
彼女の資産ならベンツやBMWをはじめとした高級車を買っても全く問題なさそうだが、なんとエマが買ったのはトヨタのプリウス!
「みんなに、レンガのような(デザインの)車に乗っていると言われる。確かに、道路上で最も美しい車ではないけど、環境にいいの。分別があって退屈(な車)。私のようだよね」と、ジョークも交えながらプリウスに大満足だと語った。
初めての愛車が環境に配慮した車だなんて、環境問題への意識が高いエマらしい贅沢。また、エマはこのほかに、『ハリー・ポッター』のギャラで父親をイタリア旅行に連れて行ったことも明かしている。(フロントロウ編集部)