年末にリハビリ施設に入所して治療を受けたことが報じられたデミ・ロヴァートが、バズカットの側頭部に入れた巨大な蜘蛛のタトゥーを公開した。(フロントロウ編集部)

改めてリハビリ施設で治療を受けたと報じられたデミ・ロヴァート

 昨年末にバズカットにしたことで話題になったシンガーのデミ・ロヴァート(29)が、年末に再び治療のためにリハビリ施設に入っていたことが明らかになった。Page SixやUs Weeklyなど米複数メディアが報じた。

画像: 改めてリハビリ施設で治療を受けたと報じられたデミ・ロヴァート

 15歳だった2008年に放送されたディズニー・チャンネルの映画『キャンプ・ロック』に出演したことがきっかけでブレイクしたデミは、名声のために摂食障害などに悩まされてリハビリ施設に入所したり、薬物依存やアルコール依存に悩まされたりしてきた。2018年3月には、それらの依存症から回復して6年が経ったことをファンに報告したデミだけれど、完全には依存症を克服できていなかったようで、同年の8月に薬物の過剰摂取で意識不明に陥り、入院後にリハビリ施設に入所した。

 関係者によれば、デミは2022年を幸先よくスタートさせるため、2021年の年末を利用してリハビリ施設に行くことを自ら決めたそうで、「デミは最近、ユタでのリハビリ期間を終えてロサンゼルスに戻ってきました」という関係者の証言を米ETが伝えた。

 関係者は、デミが2021年4月にリリースした最新アルバム『Dancing With The Devil…The Art of Starting Over(ダンシング・ウィズ・ザ・デヴィル…ザ・アート・オブ・スターティング・オーバー)』に収録されている楽曲「California Sober(※)」になぞらえながら次のように続けた。「デミはもう一度起動に戻ることを望んでおり、『カリフォルニア州のシラフ』になるために(薬物などを)断つことを誓ったのです。リハビリ中には、デミの友人や家族も側でサポートしていました」。

※カリフォルニア州では合法である大麻は使用するものの、アルコール類は摂取しないという考え方。

デミ・ロヴァートが側頭部に蜘蛛のタトゥーを入れる

 リハビリを終えてバズカットにしたデミは、新年を迎えて心機一転、新たに側頭部にタトゥーを入れることにしたよう。今回デミが選んだのは、アメリカ先住民の神話に登場する「おばあちゃん蜘蛛(Grandmother Spider)」のデザイン。

 デミは作家のマリリン・キンセラ氏の言葉を引用して、このタトゥーに込めた思いについてインスタグラムストーリーズに次のように綴った。

 「私たちに多くを教えてくれたのは、おばあちゃん蜘蛛だった。彼女は私たちに陶芸や織物を教えてくれた。彼女は私たちに炎や光、闇のことを教えてくれた。彼女は私たちに、誰もが糸で繋がっているということや、この世界で1人1人が自分の世界を持っていることを教えてくれた」

 側頭部を刈り上げ、左耳の上にデカデカと入れられた巨大なおばあちゃん蜘蛛のタトゥー。デミ本人も完成したデザインは気に入っているようで、満足気に完成したタトゥーを見ている動画をインスタグラムストーリーズにアップした。(フロントロウ編集部)

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