MCU最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で久しぶりにグリーンゴブリンを演じたウィレム・デフォー。スパイダーマン役のトム・ホランドとMJ役のゼンデイヤが明かした、撮影時のウィレムの秘話がまさに“グリーンゴブリン”だった。(フロントロウ編集部)

※この記事には映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレが含まれます。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でグリーンゴブリンを再演したウィレム・デフォー

 1月7日についに全国公開されたMCUの最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。本作では、サム・ライミ監督による『スパイダーマン』三部作や、マーク・ウェブ監督による『アメイジング・スパイダーマン』二作品に登場する歴代のヴィランたちが集結し、オリジナル作品で演じていた俳優たちがヴィランを再演する。

 アルフレッド・モリーナ演じるドクター・オクトパスやジェイミー・フォックス演じるエレクトロなど、集結したヴィランたちはトム・ホランド演じるピーター・パーカー/スパイダーマンやゼンデイヤ演じるMJらを苦しめていくが、中でも最後まで彼らを苦しめたのが、ウィレム・デフォー演じるグリーンゴブリン。

 グリーンゴブリンことノーマン・オズボーンを演じるのは2007年に公開されたサム・ライミ監督作『スパイダーマン3』以来、実に14年ぶりとなったウィレムだったが、グリーン・ゴブリンとノーマンを見事に演じ分ける、恐怖を覚えるほどの演技力は本作でもまったく衰えていない。

トム・ホランドとゼンデイヤもウィレム・デフォーの演技力に驚いていた

 過去のキャラクターたちが大集結した『ノー・ウェイ・ホーム』でも強いインパクトを残している、ウィレム演じるグリーン・ゴブリン/ノーマン・オズボーンだが、トムとゼンデイヤによれば、彼の驚異的な演技力は撮影時から異彩を放っていたという。

画像: トム・ホランドとゼンデイヤもウィレム・デフォーの演技力に驚いていた

 トムとゼンデイヤは先日、マーベルによる公式インタビューで撮影時のウィレムとの秘話について明かしており、そのなかで、トムは「監督にあれほど多くの選択肢を与えるような俳優と仕事をしたのは初めてです」とウィレムの幅広い演技力に賛辞を寄せている。

 その後、トムが「ピーターの存在意義について彼が語るシーンがあったのですが」と話し始めると、ゼンデイヤもそのシーンが特に印象に残っていたようで、トムの話を引き継ぐ形で「全員をものすごく怖がらせました、本当に」と回想。

 「彼は30回はそのシーンをやったのですが、そのどれもが異なっていたんです」と再びトムが語り、30回のテイクですべて異なる演技を披露するという、ウィレムのすごすぎるエピソードを披露した。

 また、ゼンデイヤは、温厚なノーマンと悪魔のようなグリーンゴブリンを演じ分けられるところに特に舌を巻いたそうで、次のように振り返った。「最高にクールなのが、みんなすごく愛らしいんですが、演技をすると悪魔のようなキャラクターになるということです。彼は『やあ、調子はどうだい?』っていう風にすごく愛らしくなることもできるのに、すぐにこう(グリーンゴブリンの声を真似しながら)なるんですから、驚きですよ」。

 セットの全員が恐怖を覚えたというウィレムの演技力は、まさに劇中でのグリーンゴブリンそのもの。そんなグリーンゴブリンがピーターやMJたちを追い込んでいく様は、1月7日から公開されている『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で確認して。(フロントロウ編集部)

 

 

 

 

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