三角関係の噂をめぐって誹謗中傷が寄せられたジョシュア・バセット
2022年内に新シーズンとなるシーズン3の配信が控えているDisney+ (ディズニープラス)のドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』でW主演の1人を務めるジョシュア・バセットは、ドラマで共演するオリヴィア・ロドリゴが2021年1月にシンガーとしてのデビューシングル「drivers license」をリリースして以降、プライベートでは彼女と完全に疎遠に。
2人の関係が険悪になるきっかけとなったのは、「drivers license」に登場する“年上の女性”という歌詞。オリヴィアとジョシュアは、本人たちは認めていないものの『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』の撮影中に交際し、破局したのではないかと噂に。
ジョシュアにはその後、サブリナと急接近したのではないかとする噂も浮上しており、オリヴィアの「drivers license」に登場する“年上のブロンド女性”は、サブリナのことなのではと囁かれることとなり、三角関係が取り沙汰されることとなった。
そうした中で、渦中のジョシュアには心ない人々から誹謗中傷も寄せられることに。「『もし通りで見つけたら、この子を殺してやる』って言っているTikTokの投稿が5,000万回以上再生されて、いいねも1,000万以上ついているのが目に入るのです」とジョシュアは昨年、米GQとのインタビューで告白。「それを見た後では、ニューヨークに住むのも通りを歩くことも難しいです」と辛い心境を打ち明けていた。
ストレスが原因と見られる敗血性ショックと心不全で入院
これまで、三角関係の噂が起因となって自身に寄せられてきた誹謗中傷について何度か語ってきたジョシュアだったが、彼が負ったダメージはこれまで明かされてきた以上に深刻なものだったよう。今回、ジョシュアは米Peopleとの最新インタビューの中で、誹謗中傷によるストレスが原因と見られる敗血性ショックと心不全で入院していたことを初めて告白した。
インタビューの中で、ストレスが日に日に増していった時期について、「日を追うごとに、精神的にマイナスになっていきました」と振り返り、「1日に16時間から20時間は眠っていました。30秒以上立っていることもままならなかったです」と、ほとんど起き上がることもできないほどだったと打ち明けたジョシュア。
ジョシュアは、オリヴィアが「drivers license」をリリースした1週間後に自身のシングル「Lie, Lie, Lie」のリリースを発表したのだが、当時は新曲をリリースした喜びよりもストレスのほうが大きかったとして、「文字通り、自分の心臓が“落ちていった”ような感覚がありました。『これはただの不安じゃない。深刻なやつだ』と思いました」と米Peopleに告白した。
ジョシュアは当時、「初めて感じる不快な症状」が原因で入院したことをファンに明かしていたのだが、どうやら、この入院のきっかけとなったのが精神的なストレスだったよう。ジョシュアによれば、彼を心配した『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』のプロデューサーに病院へ連れて行ってもらったそうで、病院で診察を受けると、敗血性ショックと診断されたという。
実際、彼の症状はかなり深刻だったそうで、もう少し病院に来るのが遅ければ、命の危険もあったという。ジョシュアは、「医師たちからは、『もし入院するのがあと12時間遅かったら、あなたはご自宅で亡くなっていたかもしれません』と言われました。恐ろしかったですね。僕はもう一度昼寝を取ろうとしていたところだったので」と当時を振り返った。
その後、病状は回復して無事退院するも、精神的な症状は回復しなかったそうで、「より憂鬱な気分になっていましたし、ストレスも余計に感じていました。毎日、パニック発作を起こしていました」とジョシュア。
「僕はまだ(回復の)プロセスの途中にいます。これは生涯向き合っていくものだと思っていますが、重なった層の1つ1つをどうやったら剥がしていけるか、学んでいるところです」と語って、今もまだ克服しようと取り組んでいる最中だと明かした。(フロントロウ編集部)