ジェイデン・スミスが父ウィル・スミスがクリス・ロックをビンタしたことに反応か
第94回アカデミー賞授賞式の放送中に、ドキュメンタリー部門のプレゼンターとしてステージにあがったコメディアンのクリス・ロックが、壇上で俳優ジェイダ・ピンケット・スミスの坊主ルックに絡めたジョークを披露。ジェイダが坊主にしたのは、脱毛症に悩んだ末のものであり、妻の外見および病気をジョークにされたことに激怒した夫ウィル・スミスが、壇上に上がってクリスを思い切りビンタするという放送事故が起きた。
ウィルは客席に戻った後もクリスへの怒りがすぐに収まることはなく、「俺の妻のことを言ってんじゃねぇ!」とFワードを使ってクリスを罵倒。その後、『ドリームプラン』での演技が評価されて自身初となるアカデミー賞の主演男優賞を受賞したウィルは、受賞スピーチの中で「アカデミー(映画芸術科学アカデミー)に謝罪します。賞にノミネートされたほかの候補者の方々にも謝りたいです」と語って、クリスとの騒動を謝罪した。
アカデミー賞授賞式は放送が終了したが、アメリカでは、放送終了後もウィルとクリスの騒動で話題が持ちきりに。そうした中、ウィルとジェイダの息子であるジェイデン・スミスが放送終了後に投稿したあるツイートが話題になっている。
ジェイデンはアカデミー賞が終了して間もなくして、ひとこと「これが俺たちのやり方だ」とツイート。これが、自身の母親についてのジョークに父親が激怒したことを受けてのリアクションではないかと注目を集めている。
And That’s How We Do It
— Jaden (@jaden) March 28, 2022
また、ウィルは別の投稿で、「父親のスピーチには涙が出た」と、より直接的なツイートもしていたが、こちらは現在では削除されている。
ちなみに、ウィルとクリスは元々は親しくしていた間柄で、アワードなどで顔を合わせれば、ジェイダも含めてよくお喋りを楽しんでいた。2010年にジェイデンがキッズ・チョイス・アワードにプレゼンターとして出席した際には、ジェイデンが映画『ベストキッド』で共演したジャッキー・チェンを含む、ウィル、クリスの4人でバックステージで仲良く写真に収まっている。
(フロントロウ編集部)