ライムズ・パフォーミング・アーツ・センターがオープン
現地時間3月27日に授賞式が開催された第94回アカデミー賞で、プレゼンターとして登場したコメディアンのクリス・ロックが俳優のジェイダ・ピンケット・スミスの坊主頭をジョークにするひと幕があり、そのことに激怒した夫ウィル・スミスが、突如、壇上にあがってクリスをビンタするという事件が勃発。
その後ウィルはアカデミー賞やクリスに正式に謝罪し、映画芸術科学アカデミーからの退会を自ら申し出。そして、映画芸術科学アカデミー側は、この先10年間、ウィルがアカデミーに関連するすべてのイベントや番組への参加を禁じると発表した。
そんななか、ビンタ事件以降、姿を見せていなかったジェイダが、久しぶりに公の場に登場。今回ジェイダが参加したのは、ドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』などで知られる大物クリエイターのションダ・ライムズの新しいプロジェクトであるロサンゼルスのライムズ・パフォーミング・アーツ・センターとデビー・アレン・ダンス・アカデミーのオープニングイベント。
ビンタ事件以降初ということで注目を集めたイベントでジェイダは、黄金に輝くドレスを着用。
ウィルとジェイダの名前がついたスタジオが
ロサンゼルス大都市圏の若者にダンスと演劇の機会を提供することを目的としてオープンしたライムズ・パフォーミング・アーツ・センターでは、8歳以上の生徒を対象にバレエ、コンテンポラリージャズ、ヒップホップ、タップ、ミュージカルシアターのクラスを教える予定。Daily Mailによると、5つのスタジオのひとつにジェイダとウィルの名前がつけられたそう。
自分の名前がつけられた施設がオープンするだけに、当初はウィルもジェイダと一緒にオープニングイベントに出席する予定だったと見られているが、今回は余計な注目を浴びてイベントから話題を奪ってしまってはいけないということで、ジェイダだけでの参加になった可能性がある。
(フロントロウ編集部)